120：公序良俗に反する良心 ページ23
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『それで、用事があったのだろう？』
杠｢ウーン、何事も無かったかのように続けるのも無理があるような…？｣
同じ体勢のまま杠と話し続ける。
千空と琴寧は今、1つのおもちゃを取り合う幼稚園児のような近さで接近し、千空に至っては琴寧の太腿と太腿の間に足を入れ膝を彼女の座る椅子に付けているのだ。
顔の近さも相まって、金狼には刺激的な絵面になっていただろう。
杠｢(まぁ3700年前は日常茶飯事だったしね！さすがにもうびっくりしな)｣
千空｢おう、テメーマジで太ったな｣
杠｢うぉあああああああ！？｣
膝を足の間に入れた事に加え、杠の指摘で気付いたのか、躊躇なく琴寧の太腿を鷲掴みにした千空。
発言にデリカシーもなければ、人前というモラルもない。
さすがと言うべきか、よくもまぁ今まで公序良俗違反で捕まらなかったな。
『司のおかげだよ』
千空｢切る前の麺生地みてぇ｣
『切る前の麺生地は知らないが』
つまり、スベスベもちもちという事だろう。
｢太った｣とひとくちに言っても元々が細すぎた琴寧が司の献身的な餌付けのおかげで、比較的、ふくよかになった程度なのだ。
杠｢(でも私、大樹くんに同じこと言われたら泣く…)｣
痺れを切らしたカセキが杠に話しかける。
あの二人を相手にしていては話が進まないと、イチャイチャと自分たちの世界に入る千空と琴寧をよそに用事をカセキに伝えた。
1時間後、麻布を作るための織り機が完成したとの事だったので、琴寧に会いたいらしい銀狼を連れてラボに戻ってくる。
想像の100倍ほど大きな工業用織り機が杠と銀狼を迎え撃った。
銀狼｢で、でっか！？｣
杠｢つ、伝え方の問題かな…！？｣
確かにカセキには手持ちできるほどの織り機のイメージ図を渡し、用途を説明したはずだが、
伝言ゲームとはいえ精度が上がりすぎでは。
銀狼｢千空〜♪琴寧は〜？｣
千空｢ラボん中｣
カセキ｢千空の書いた設計図の下書きを見ておるよ！｣
平然とした態度の2人に、あまり大工作では無かったのが伺える。
格が違うな、と考えるも、立ち止まっていては作業も進まないので、チームが紡いでくれた糸を織り機にセットする。
満足そうな杠の表情を見て、千空とカセキはハイタッチをし、ラボに戻って行った。
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柏餅(プロフ) - 栗子さん» \(//∇//)\ (2月23日 11時) (
レス) id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
栗子(プロフ) - 柏餅さん» あけましておめでとうございます〜！🐉⛩️🎍ハートのクイーンは今後も重要な要素なので注目されて嬉しいです！！✨今年もよろしくお願いします！！🫶 (1月13日 17時) (レス) id: 117de47d08 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - 夢主ちゃんハートのクイーンが欲しかったのお嬢すぎて好きです！遅れましたが明けましておめでとうございます！ (1月9日 13時) (レス) @page50 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - マジで共感の嵐です！ (12月7日 17時) (レス) id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
栗子(プロフ) - 柏餅さん» Dr.STONEの女の子ってマジでいい女ばっかですよね〜！最新話まで見てくれてありがとうございます！！🥳 (12月4日 23時) (レス) id: 117de47d08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：栗子 | 作成日時：2023年10月3日 22時
