113：華麗なる救出劇 ページ16
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『助かる』
ゲン｢龍水ちゃん予想以上の大物ね、琴寧ちゃんとは違うお金持ちオーラぷんぷんでびっくりしちゃった。｣
『そうかな。龍水の関係者には、よく彼と似ていると言われるよ。』
ゲン｢ありゃ、じゃあ俺の主観だね。｣
琴寧を無理やりひっぺがされた龍水が、呆然と2人を眺める中、ゲンは急ぎ足で千空の元へ歩いていく。
琴寧は自身を背負うゲンの背中の、穏やかで静かな鼓動を聴いて、やはり龍水は自分に特別な感情を抱いているのだと確信した。
千空｢おー、来たかよ。設計手伝っとけテメーは｣
『龍水は私を愛しているのだろうか！！』
千空｢聞けよ｣
『千空！船の事を教えるから、君も私に教えて！龍水のあの感情は司と似たようなものなのだろうか！』
ゲンが千空の元へ辿り着き、千空に話しかけられた途端に、乗り出す勢いで力を入れて千空に問いかける。
ゲンは少しバランスを崩し前のめりになった。
ゲン｢それ聞くの千空ちゃんで合ってる？？？｣
恋愛について、1番非合理的なトラブルの種だの、ドキドキ純情少年は復興してからだの、普段から否定的な意見を述べている相手に相談をするとは。
琴寧がこれから愛を知る上で悪影響しか与えなさそうな千空の恋愛観に焦ったゲンは、急いで上体を起こし、琴寧に問いかけた。
ゲン｢なんで千空ちゃん？恋愛ならメンタリストの俺も答えられるよっ｣
『それらの知識は私も持ってるよ。私が今欲しいのは知見だ。』
ゲン｢へ？知見？｣
『私を愛している人間の知見。』
ゲン｢私を愛している人間の知見！？｣
『なぜ復唱するんだ？』
あっけからんとした声色の琴寧。
なぜ驚いているか分からない様子だ。
ゲン｢(……いや、いやいやいやいや、なんで知ってるの？いや、違うか、いつから？もしかして俺の気持ちも全部……)｣
知られる訳にはいかないゲンの気持ちも、全て透けて見えているのかと、背後の少女に肝を冷やす。
こちらの心情を知ってか、千空は目を逸らしてゲンを慰めた。
千空｢あﾞー、俺が言ったんだよ、12ん時。
何言ってんだって拒否られたがな。｣
ゲン｢じゅ、12歳！？マセてんな！！｣
『そうかな。男女の体に違いが出てくる10歳前後から、異性の事を意識し始めるはよくある事だよ。』
千空｢解説すんな、恥ずかしいわ｣
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柏餅(プロフ) - 栗子さん» \(//∇//)\ (2月23日 11時) (
レス) id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
栗子(プロフ) - 柏餅さん» あけましておめでとうございます〜！🐉⛩️🎍ハートのクイーンは今後も重要な要素なので注目されて嬉しいです！！✨今年もよろしくお願いします！！🫶 (1月13日 17時) (レス) id: 117de47d08 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - 夢主ちゃんハートのクイーンが欲しかったのお嬢すぎて好きです！遅れましたが明けましておめでとうございます！ (1月9日 13時) (レス) @page50 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - マジで共感の嵐です！ (12月7日 17時) (レス) id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
栗子(プロフ) - 柏餅さん» Dr.STONEの女の子ってマジでいい女ばっかですよね〜！最新話まで見てくれてありがとうございます！！🥳 (12月4日 23時) (レス) id: 117de47d08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：栗子 | 作成日時：2023年10月3日 22時
