69：新世界の誕生日 ページ21
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千空｢体表全体に鉱石片！9時から2時方向にライオン群！！｣
君のいない世界に生まれてしまった。
24回目の検査の次の日。
緑色の光線が世界を包んだその日。
身動きが取れなくなって3700年が経ったそうだよ。
君はどこでどんな風に石化しているんだろうね。
千空と大樹と、俺しかいないこの世界は。
酷く夢心地で、ずっとこのままが良くて、君にも2人を紹介してあげたかった。
千空は君と同じくらい頭がいいんだ。
司｢(きっと、君の研究の手助けに……)｣
千空｢雑頭ー、手空いてるなら琴寧探してきてくれ｣
司｢…！？｣
大樹｢わかった！！杠の次は琴寧なんだな！｣
脳に鈍器を乗せられたような感覚に陥る。
なぜ、君が琴寧の事を。
いや、まだ名前が同じって可能性も、
千空｢ったりめーだ、ホンモノのドクターだぞ？んな有能な奴復活させねぇでいつ復活させんだよ｣
司｢………っ俺も！！｣
思ったより大きな声が出てしまった。
2人が作業を止めてこちらを見る。
まだ知り合って数刻。変な人に思われただろうか。
まだ俺を警戒している千空が不審な目でこちらに目線を送る。
当たり障りないよう、言葉を選んで大樹に話しかけた。
司｢…俺も手伝うよ。狩りの道すがら。｣
大樹｢おお！助かる！！知らない子のために協力してくれるなんて、本当に司は良い奴だなぁ！！｣
千空の警戒の目が無くなった頃に、大樹の横に並んで様子を伺ってみる。
探す場所はこの先なのか、前回の捜索の話を始めてくれた。
大樹｢琴寧の事は千空が復活した時からずっと探してるらしいんだ。でもどこを探してもいなくてなあ。石化した時に千空の近くにいたらしいから、そう遠くにはいないはずなんだ！｣
司｢……3人は、同じ学校だったの？｣
大樹｢ああ！高校からの友達だ！あ、でも千空だけは琴寧と小一からの仲だって言ってたな。あの2人は親同士も仲が良くて、よく遊んでたらしい！｣
司｢そんなに前から｣
なにか胸に突っかかりができたような、心に、どす黒いなにかが、溜まっていくような、そんな心地がした。
いけない。大樹は真っ直ぐに、君を紹介してるだけなのに。
ただ、
ただ、琴寧の父と、千空の父が、仲がいいのが、少し、気にかかるだけ。
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栗子(プロフ) - あんあんねこさん» ありがとうございます！💕💕お話のスピード遅くて主人公がどうなっていくのかのろりのろり更新ですけど気長に待ってくれると嬉しいなっ☆💦めっちゃ嬉しいです！頑張ります！！(ง •̀_•́)ง (9月24日 1時) (
レス) @page41 id: 117de47d08 (このIDを非表示/違反報告)
あんあんねこ(プロフ) - この作品本当に大好きです！！！！主人公がどうなるのか、、、！！！めちゃくちゃ楽しみです！！作者様のペースで頑張ってくださいっ！！！！！！！！！ (9月23日 12時) (レス) @page40 id: 3021c16fe7 (このIDを非表示/違反報告)
栗子(プロフ) - 幸子さん» きゃー！✨👏嬉しいけど体調には気を付けてくださいね！？ありがとうございます💕最近出せない日多いから頑張りますね！💪 (9月21日 19時) (レス) id: 117de47d08 (このIDを非表示/違反報告)
幸子 - 夜更かしして全話読みました！最高です！！続き楽しみにしてます( *´꒳`*) (9月21日 16時) (レス) @page38 id: b07e9edb38 (このIDを非表示/違反報告)
栗子(プロフ) - ナナさん» コメントありがとうございます！！頑張ります！🔥 (8月31日 13時) (レス) id: 117de47d08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：栗子 | 作成日時：2023年8月23日 21時
