検索窓
今日:11 hit、昨日:14 hit、合計:60,378 hit

ページ29

不死川


.



煉獄とAの手が繋がれているのを見て
無性にイラついた。


.



なに、触れてんだよ。と....



.




こんな気持ちになった事は初めてだ。




不死川「....煉獄。」



気まずくなったのか手を離したAを見て
あからさまに落ち込んでいる煉獄。

こいつは、明らかに煉獄はAのことが好きなんだろうな....




談笑している奴らに聞こえないように
小さく呟く。




不死川「Aは渡さねぇ....」


煉獄「ッ....む!望む所だ!!」


普通の奴らなら腰を抜かす俺の目付きを
なんとも思わないのか、宣戦布告してきた。




キーン!と耳鳴りがする。

こいつ、声が無駄にでけぇんだよ!!←




まぁ、Aをそう簡単に渡す訳には行かない

独占欲というものなのだろうか....


甘露寺と笑い合うAを見て
胸が高鳴る。


光に照らされて神々しく輝く髪。

潤おかな瞳は爛々と光り、妖艶に細められる。




.




この感情の名前は知っている。




いわゆる、恋っていうやつなんだろうな。

本当に、らしくねぇ。



.


こいつが倒れたと聞いて
すぐさま蝶屋敷に向かった時は、心臓がはち切れそうだった。


青白いAの傍で見守る煉獄は、とても疲れ果てていた。


助けていたのが、煉獄じゃなくて俺だったら...




そう思うと、胸が苦しくなる。



「実弥。またおはぎ食べに行きましょう。」



不死川「....あぁ。」




俺に笑いかけたお前は、傷だらけの俺を
心配してくれた。


あの合同任務は忘れられねぇ。

あいつに触れられた頬が熱を持つ。



.


A、お前は俺が守ってやる。



煉獄ではなく、俺を選べ。



ーーー

不死川「Aは渡さねぇ....」


煉獄「ッ....む!望む所だ!!」




「(聞こえてるんですよねぇ....ふふ)」

宇髄「(俺様も負けてられねぇな!!
絶対に4人目の嫁にしてやる!)」



とにかく地獄耳のAちゃんと
野望を捨てない筋肉ダルマ野郎←



.

機能回復訓練という拷問→←柱集結



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
95人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 逆ハー , 煉獄杏寿郎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:美麗 x他1人 | 作成日時:2020年3月18日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。