遊郭育ち ページ5
宇髄「艶の呼吸なんて聞いたことないぞ。
まさか、自分であみ出したのか....？」
会話を聞いていた彼女はゆっくりと微笑み
頷いた。
「えぇ。全ての呼吸を使ってみたのですが
中々自身にあてはまらなくてですねぇ。
自分で作ったんですぅ。」
まるで音楽を奏でるような綺麗な声に
宇髄は一瞬顔を赤らめた。
宇髄「(落ち着け！俺！俺は祭りの神だぞ！？)」←関係ない
嫁が3人いる男にしては初な反応をする宇髄を見て
Aはニヤッと笑った。
それでまた顔が赤くなる宇髄。
甘露寺「(こんなに宇髄さんって可愛かったっけ！？////照れてるなんて可愛いわぁ！)」
冨岡「育手もいないのにどうやって
鬼殺隊の存在を知ったのか....？」
少し離れた場所から冨岡が
控えめに彼女に問いた。
胡蝶が、珍しく喋ったと心中で驚く。
横で悲鳴嶼も数珠を鳴らしてお経を唱えている。
Aは中々面白い方だなぁ、と思った。
「元々、遊郭で育ったのですが
そこの女将が元鬼殺隊員でしてねぇ。
色々話を聞いて入ろうと思ったんですぅ。」
伊黒「(なるほど、遊郭育ちならその色気は納得いく。....いや、俺は甘露寺一筋だ。この女など気にするものか。あぁ、今日も甘露寺は可愛い。だがやっぱり妖光も美しい((ry」
御館様「柱にしたのは実力だけではないよ。
彼女の話を聞いたところによると
15歳の頃に鬼舞辻無惨と接触して気に入られたらしいんだ。」
柱「！？」
煉獄「よもや！！あの鬼舞辻にどうやったら気に入られたのか気になるな！！///」
胡蝶「(相変わらず声が大きいですね。
あれ、
煉獄さんの顔が心做しか赤く見える....)」
「ん〜そうですねぇ。
気にいられた、というよりは....
.
求婚、されたと言った方がいいですねぇ。」
柱「(いや変わらないし！
てか後者の方がよっぽどおっかないわ！)」
「あれはまだ、遊郭で新造として客を数人とっていた頃ですねぇ。....」
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作者名：美麗 x他1人 | 作成日時：2020年2月10日 2時
