アイドルの物語

3話 ページ4

紫は、作っておいた料理を出す。
今から黒に手伝ってもらいながらもう少し料理を作るようだ。

紫 ｢出来たアル〜！ 黒ちゃん、謝謝！ 助かったアル！ お礼につまみ食いを許可するアル！｣

黒 ｢あ、ありがとう……｣

黒が黒豆をつまむ。紫も黒豆がお気に入りのようだ。

黒 ｢美味しいね｣

紫 ｢そうアルか？ それは良かったアル！｣

みんなの前に料理を持っていく。
今日は奮発して大きい蟹を買っていた。

緑 ｢わあ、凄いわね！｣

橙 ｢わあい、俺も俺もー！｣

橙が蟹に手を伸ばす。

紫 ｢駄目アル！｣

橙 ｢うわっ びっくりした……｣

紫 ｢いただきますをしてから食べるアル。｣

橙 ｢いただきます。はい！ 一番乗りー！｣

紫 ｢はいはい、どうぞアル｣

他の者達もそれぞれいただきますをして料理を食べる。

紫 ｢みんな、今日は泊まっていくアルよ！｣

皆 ｢わーい！｣

桃 ｢私、お友達とお泊まり会するの初めて…… 楽しみ！｣

緑 ｢来年は私の家にいらっしゃいね！｣

黒 ｢あ、みんなに年賀状…… 手渡しだけど…… 明日、渡す！｣

橙 ｢俺、桃と一緒に寝るから！｣

紫 ｢はいはい、好きにするアル〜｣

ワイワイガヤガヤ盛り上がっている。

まだ今はよるの７時半。まだまだアイドル達の長い夜は続く。

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