会議室 ページ17
「じゃあ、来週はこんな感じで」
A「はい、よろしくお願いします」
気持ちは晴れないまま
なんとか打ち合わせを終えた。
A「ごめんね、時間ずらしてもらって」
あかり「この後帰るだけだったし大丈夫だよ」
A「明日早い？ちょっと話したいんだけど……」
あかり「いいよ〜どっか寄ってこ」
あかりと話していると
吉岡さんがやってきた。
吉岡「やっぱり帰るの遅くなっちゃったね。お疲れ様」
あかり「お疲れ様でーす」
吉岡「明日、仕事の前に事務所寄ってほしいから、９時に来れる？」
きっと松山さん達と
今日の話をするのだろう。
A「はい、大丈夫です。すいません」
吉岡「もう、Aのせいじゃないんだから。あかりも来れそう？２人に話したいって」
私だけじゃないんだ。
あかりにまで迷惑かけちゃった。
あかり「はい、わかりました」
あかりはまだ何も知らないけど
状況を察してくれたのか
何も聞かずに返事をしてくれた。
完全個室の定食屋さんに入り
いつもより遅めの夕食。
あかり「で、何があったの？」
A「今日の収録、終わるの遅くなったじゃん？」
あかり「うん」
A「そのせいで、スタジオ出入りの時間がJUMPと被っちゃったみたいで……」
あかり「えっ！？」
A「廊下でみんなと鉢合せしちゃったんだよね」
一瞬、驚いた顔をして
すぐ状況を飲み込んだのか
今度は何故か頷きながら口を開いた。
あかり「なんかそこまでいくとすごいわ」
A「なにが？」
あかり「だってさ、大ちゃんとの出会いも偶然だったじゃん？それで今回も、ってやっぱAは出会うべく運命だったんだよ」
A「もう、すぐそっちに考える」
あかり「それで明日お呼び出しってことね」
A「あさこさんがすぐ吉岡さん呼んでくれたから助かったよ」
あかり「ほんと出来る女だよね」
A「あさこさんと一緒にいるときで良かった」
あかり「なんで結婚できな……」
A「こら。」
あかり「ん〜でもみんなと会っちゃったってどう対応されるんだろうね」
A「ぜんぜんわかんない」
話していても
モヤモヤとした不安は消えず
次の日の朝、私達は事務所へと向かった。
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かな(プロフ) - ゆぅさん» 時間ができたら、また光くんのお話も書きたいなぁと思っていました(^^)嬉しいお言葉、ありがとうございます！ (2017年10月24日 23時) (
レス) id: 41fac73221 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ - 友達と光くんの恋愛話も見たいと思うくらい主人公、友達、大ちゃん、光くんそれぞれが素敵なお話でした！ (2017年10月24日 0時) (レス) id: 68e52b86b4 (このIDを非表示/違反報告)
ありちゃん(プロフ) - 返事、ありがとうございました。本当にいいお話で終わってしまうのはさみしいかんじがしますが、とても楽しんで読ませていただきました！！次回のお話も読みたいと思います！こんな素晴らしいお話を書いてくれてありがとうございました。(* >ω<) (2017年8月21日 16時) (レス) id: 15c0780f08 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - いちご王子さん» 続きを読みたい、と思って貰えるようなお話を作るのが目標だったので、そう言って貰えるととても嬉しいです(;_;) 次回作でもお会いできますように！ありがとうございました！ (2017年8月14日 22時) (レス) id: 41fac73221 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - なつきさん» 私自身も書きながらとても楽しんでいたので、それが伝わっていたらとても嬉しいです！長編でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました！ (2017年8月14日 22時) (レス) id: 41fac73221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かな | 作成日時：2017年3月4日 19時
