＊ ページ28
君が自分を愛せないなら、俺らが愛してあげるから。
だから、お願い、自分を否定しないで。
自分で自分を傷つけないで。
君を傷つける全てから守ってあげたい、って思ってるんだ。
side purple
少し笑顔が戻った彼に、佐久間が抱きついた。
「こぉじ！康二がいてくれてよかった、ってここにいるみんなが思ってるよ」
「...そうだよ。だから自分を責めすぎるな。」
口々にSnowManのメンバーも彼を守るように、優しく声をかける。
...お前がいてくれてよかった。なんて何度思ってきただろうか。
笑顔でいつも優しく包み込んでくれる彼は、何しても受け入れてくれた。
きっと誰もが救われきたはずで。
愛に包まれた彼のその瞳から雫をこぼれた時には、目を奪われる程美しくてきっとその場にいた全員が息を呑んだ。
「ありがとう、皆」
「康二はみんなに愛されてるってこと自覚しろよ。」
照がそういい、彼の頭をポンポンと叩いた。
嬉しそうに笑う君はやっぱり可愛くて。
皆に囲まれる彼を見てやっぱり愛されてるなぁ、なんて。
中には下心があるやつもいるけれど。
...いや、殆どかも。
その時は急に訪れた。
「康二、おいで。」
そんな様子を少し離れて微笑みながら見ていた阿部が手を広げ。
「...！阿部ちゃん...！」
囲まれていた彼が輪をぬけ、その腕の中目指して走り、強く阿部に抱き寄せられていた。
「...頑張ったね。康二」
優しく阿部に頭を撫でられ安心した表情でされるがままの状態の可愛いアイツ。
急に2人だけの世界が広がった。
可愛がって甘やかしていた姫を急に奪われた他の面々は唖然としている。
いや、付き合い長いからだよな？
うん、そうだと信じたい。
なんて自分に言い聞かせていると、阿部と目が合った。
「...っ！」
その途端ニヤリと笑い、更にきつくその体を抱きしめる阿部。
阿部のあんな顔初めて見た...。
慌ててラウや目黒、佐久間が引き剥がしにかかっていたけれど、阿部は満足そうだし、康二は嬉しそうで。
...くっそ。もっともっと甘やかして、康二のことは俺が貰ってみせる。
なんて心に誓って彼を甘やかすため、今日の夜ご飯を誘おうと彼に声をかけた。
#
リクエスト書くの遅くなってすみません。
上手く書けなかったといいますか、思い浮かばなかったといいますか、とにかく甘くなってなくてすみません...。しかもabkjオチになってて申し訳ないです。
リクエストありがとうございました！
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Chia(プロフ) - さおりんさん» コメントありがとうございます！fkさんのリアコ感が大好きなので、そう言っていただけるの本当に嬉しいです〜！ありがとうございます！ (2020年4月16日 21時) (
レス) id: 5566412594 (このIDを非表示/違反報告)
さおりん(プロフ) - 素敵な話しにいつもキュンキュンしながら読んでます。Chiaさんの書くfkさんがカッコよすぎる....fkkjじゃなくても+fkでもいい味リアコ感が増し増しになるのがすごい出てます。これからも更新頑張ってください (2020年4月15日 8時) (レス) id: 08e681b0ae (このIDを非表示/違反報告)
Chia(プロフ) - のんちゃん丸さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけるなんてとても光栄です...！ありがとうございます。これからもよろしくお願いします！ (2020年3月19日 8時) (レス) id: 5566412594 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん丸(プロフ) - 今日はじめて読ませていただいたんですけど、1話目ばり泣きました！！もう、すんごい感情が伝わってくる感じで、他のもとても面白いです！移行後も更新は大変だと思いますが、頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2020年3月19日 1時) (レス) id: e4d4a2e8f2 (このIDを非表示/違反報告)
Chia(プロフ) - ゆきんこさん» コメントありがとうございます！！嬉しいです。楽しみにして下さってるだなんて光栄です...！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月16日 20時) (レス) id: 5566412594 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chia | 作成日時：2020年1月9日 18時
