【銀魂】ドsな最狂少年は、夢主振り向かせ計画をたてます！！総「好きでさぁ！」貴「え」≪ドッキュン≫

138発目 高杉side ページ43

俺たちはAを連れ去ることに成功した後浅田の元へ向かった。
_____…
《ガラガラ…》
ガラス戸を引き開けてこちらに背を向けて月の光を正面から浴びてるやつの背中に一言投げかける

高杉「そこからみる月ではなんも見えやしねぇよ」
浅田「いや、だからこそいいんだ。自分で創り出せる」

その癖どうにかなんねぇのかよ…いらなくなったらすぐに切り捨てる癖……

高杉「あぁ、A連れてきたぜ」
浅田「おぉ、ありがとう。まぁしかし……完成したらいらなくなるんだ。少し待ってなさい」

＊

浅田「ほら、これで完成だ。ただ、いらない記憶は消されてもらったがね…」
高杉「いらない記憶か…」

微妙な雰囲気の中、完成型のAを連れて宇宙へ飛ぶ。
これで良かったのか？全てを思い出した時、コイツァ悲しまネェのか……

いろいろ考えていたら目の前に黄色の髪が見えた。

また子「あ、晋助様！Aは？」
A「やっほー！また子じゃーん！また会えたねー！」
また子「！？Aっスか…本当に！？」

何かが違うと言いたいのだろうが、少しだけ威圧して有無を言わせなくした。
とにかく……Aを当分のあいだ銀時たちに合わせなきゃ良いんだよなァ？
あぁ、どうせ今頃真選組と銀時たちとでコイツを探しているだろう。
面倒くさくなるのも承知で言っておくか…挑発も兼ねて、

Aは俺たちの仲間になったってヨォ

高杉「ちょっと行ってくる。地球まで」
神威「あぁ、なら僕のところで船を出そうか？」
高杉「おぉ、なら頼むが…….あまり暴れんじゃねェぞ？」
神威「うん、分かってるよ」

いや、こいつ絶対…まァ、それならそれで楽しい祭りが始まりそうだがなァ

A「……？？」

俺たちは知らなかった。Aが友達とやらのせいで記憶を取り戻しそうになったことを_______…

『あんたが居なきゃいけない人たちがちゃんといるでしょう？』

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