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不死川くんとは幼馴染だった
保育園から大学まで一緒まで、親も仲が良かった
彼に対する気持ちが幼馴染じゃないことに気が付いたのは高校の時だった
体育でグラウンドを走る彼を見て、カッコイイと思った
自分の気持ちに気が付いて、いつしか彼を避けるようになってしまった
下の名前で呼んでいたのが、いつの間にか苗字で呼ぶようになっていた
そのせいだろうか
不死川くんと私は全く話さなくなった
流石に大学も一緒だとは思ってもいなかった
相変わらず話さなかったし、大学ですれ違っても目も合わせなかった
ある日こんな噂が立った
"胡蝶カナエと不死川実弥が付き合っている"
カナエからは何も聞いていなかった
たぶん言えなかったのだろう
私が不死川くんのこと好きなのを知っていたから
だからカナエに聞いた
カナエは気まずそうに頷いた
「でも…不死川くんの事好きでしょう…?」
「好きじゃないよ」
咄嗟に嘘をついた
幸せになって欲しかったから
これでいいんだ。
でも、彼の事はまだ好きでいさせて。
幼馴染の彼 ページ5
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作者名:ミントやろう | 作成日時:2024年2月16日 0時