終わらない恋話（実話） (ページ21)

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私の小学校は、学校に着いたら私服から体操着に着替えるという謎な決まりがあった(面倒くさかった)

帰る際、体操着から私服に着替える時、いじめっ子が私の服を取った

え、何すんの？

と思ったら、服キャッチボールが始まった

返してと言っても投げ続ける

むしろ笑って投げてる

その服が、親友のところに来た

「ねぇ○○、返して！」

当時冬だったので、とてもとても寒かったのだ

親友はその服を投げた

うぇーいと言いながら

ブチッと頭に来た私

「返して！！！」

と叫んだら、いじめっ子が真似をしてきた

あの、人を馬鹿にしたような真似を

しまいには服を隠された

「あそこにあんじゃん。あそこ〜。目付いてないの〜？」

いじめっ子たちが去った後、一人の女子が私の服を取った

「はい」

服があった場所は、ホコリが結構被ってるダンボールだか棚だかの上だった

帰りの会が終わって、親友に言った

「なんであの時返してくれなかったの」

「だってやらないと私も虐められるもん」

とまぁ不貞腐れたので、何故か私が謝ることになった

その親友とは今はもう縁を切ってるからどうだっていいけど

そこから人を信じられなくなった

毎日誰かを疑う日々が続いた

でも彼と出逢って、彼と付き合って、

私は少しずつ、彼を信じられるようになった