無気力組、元END組です。 (ページ33)

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番外編.山口と四人組ページ33

山口side

「ツッキー！」

「……本当に来たんだ、山口」

「うん！」

　夏休み。俺は去年東京へ引っ越したツッキーのところへ遊びに行った。東京を案内してもらう、と約束していたんだ。
　ツッキーのお母さんにも確認をとって、今日は家に泊めさせてもらうことになっている。

　その後、二人でぶらぶらといろんなところをふらついて、ゲーセンで遊んでいたときのことだった。

「蛍、どうしたのこんなところで」

　黒髪くせっ毛の少し年上っぽい人がツッキーに話しかけた。

(カッコいい人だな……)

　その人の後ろから、また二人来てツッキーに親しげに話しかけている。同じ学校の人かな？

「君は？誰？」

「あ、山口忠って言います！ツッキーの幼馴染みで、中学二年生です！」

「山口君ね、俺は赤葦京治、中学三年。こっちは孤爪研磨、三年生だよ」

「……どうも」

「国見英、中二。蛍の友達」

ツッキーの、友達……？

「…………よかったぁぁぁ……！！」

　それは、思わず泣きそうになるくらい嬉しい知らせだった。

「え、ちょっどうしたの！？」

「だって、だって…ツッキー、東京に友達いるのかなって、心配で……！」

「どんだけ幼馴染みに心配させてるの、蛍」

「うるさい……！」

「とりあえず山口君、落ち着いて」

　山口が泣き、月島が慌て、国見がからかい、赤葦は慰める。冷静なのは研磨だけ。

「……何この状況」

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サフィニア様リク

　とりあえず山口編です。黒尾編はもう少しお待ちください……！！
(こんな感じでしょうか？キャラがわからない…)

　このあと山口はみんなと連絡先を交換して、今でも時々集まっているそうです。