コムドットとちっちゃい女の子 ５

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ﾌｧﾝ｢いいよ？私もう車にあるから！｣
『(首をﾌﾘﾌﾘ)…Aたん じぶんで…』
ごた｢自分で見つけたいの？｣
『ｺｸﾘ。』
ﾌｧﾝ｢そっかぁ…｣
ごた｢ありがとうございます。自分で見つけて買いたいみたいなのでほんと大丈夫です。Aたん、ジュース買って帰ろうか？｣
『ぅん…。ばいばい…』
ファンのお姉さんに手を振りジュースの所へ。
りんごジュースを手に取りレジへ向かうとレジのお兄さんが
店員｢来週の木曜日、追加発注分が届く日です。｣
ごた｢え？｣
店員｢さっき女性の方が次いつ届くか分かれば伝えてあげてくださいって。｣
ごた｢ありがとうございます！｣
店員｢また次の木曜日来てみて？｣
『…？ぅん。』

ごた｢ってことがありました。｣
やま｢そうだったのか！今回は残念だったけど次は買えるといいね？｣
『つぎのもくようび！』
涙をふいてカレンダーにお花マークを書きに行くA。

ごた｢店員さんが危なそうなら１袋裏で確保しておいてくれるって言ってたんで多分大丈夫です！やまと先輩のファンでした！｣


ーそして次の木曜日ー
『おはよ！ふぁみま！』
前回よりも早起きしたA。
ごた｢はやいね！今日は前回より早く行こうか？｣
『うん！』
早速朝ごはんを食べ準備。
ゆた｢おはよー…今日早いね？｣
『ふぁみま！』
ゆた｢あぁ、木曜日か！｣
『はやくいって じぶんで！』
手には自分のお財布。
ごた｢いいよ？ごた買うよ？｣
『Aたん じぶんで！』
ゆた｢1個は自分で買わせてあげな？まだ残ってたら何個かこれで買ってきて？｣
ごた｢分かりました！ありがとうございます！｣

車で前回のコンビニに向かうと声をかけてくれた店員のお兄さんが。
『おにしゃん おはよ！』
店員｢おはようございます！まだ残ってるよ？探してごらん？｣
『うん！』
走って店内へ
ごた｢走らないよ！ ありがとうございます。｣
店員｢何箱も届いてるんですけど、箱で買っていきます？｣
ごた｢いや、僕たちが買っちゃうとみんな買えなくなっちゃうので。メンバー分買って行ってもいいですか？｣
店員｢分かりました！｣

『(大声)ごたー！あったー！』
ごた｢しー！よかったね！買って帰ろ！｣
ごうたはカゴにメンバーの分(5個)。
Aは…？
『ごたぁ…Aたん2こ かえる？』
お財布を広げて確認。
ごた｢いいよ、1個ごたがプレゼントしてあげる！｣
『やった！あいがと！』

『これくだしゃい！』
店員｢買えてよかったね！｣
『うん！』

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