独り占め 【鬼滅の刃】

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やばい、しくじった



手こずってしまった
随分山奥へ来てしまった



ぽつ、ぽつと雨も降り始めてきた



『最悪...』



道が湿って滑りやすくなっている

早く見つけて首を斬らなければ、



『...！』



気付かなかった、真後ろに鬼はいた

油断していた、間に合わない、！



右腕をやられた

深く傷がついてしまった



真後ろから別の鬼の気配がした

この鬼の気配...私は知ってる



『上弦の肆、！』



すぐ後ろにいた鬼の頭は潰されていた



可楽「カカカッ！久しいのう、A」

「儂はAに会えてとても心が踊る！楽しいのう！」



この鬼がきっと殺したのだろう



積怒「勝手にどこかへ行くではない！腹立たしい！」



可楽「Aは儂のものじゃ！」

「積怒！お前はどこかへ行け！」



可楽と言う鬼と積怒と言う鬼が言い合っている。



『風の呼吸 壱ノ型 塵旋風・削ぎ』



可楽「おぉ！実に楽しいのう、なぁA？」



『喋るな』

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