砂糖の量…【イザナ】

砂糖の量 22％ ページ22

七日目 砂糖の量 22％



「おはよAちゃん♡」



Aちゃんは何が何だかわからない顔をしていた。




『ここ…どこなの…？
ねぇ…にぃ…』




慌てている様子も可愛い。




「Aちゃんはこれからここで俺と一緒に住むんだよ」




『ゃだ…お家に帰して…』




「なんで？
Aちゃんのお家はここだろ？」




『ち…がう…よ』




ﾊﾟｼﾝｯ




乾いた音が響く。




俺はAちゃんの頬を打った。




「Aちゃんのお家はここだ」




そういうとAちゃんは泣いて




『はい』




といった。





あぁ…Aちゃんは泣いた顔もとても可愛いなぁ

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