一輪の黒薔薇【宿儺】 (ページ5)

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非日常の始まりページ5

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｶﾁｯ

A｢…ん……あと5分だけ…｣

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ﾊﾞﾝｯ(扉を開く音)

野薔薇｢A！準備できた…って、なんで起きてないのよ！！｣

A｢…ふわぁぁぁああおはよぉ野薔薇ぁ｣

野薔薇｢なぁに寝ぼけてんのよ！ほら！起きなさい！今日は東京に行くんでしょ！！｣

A｢………∑(ºωº｀*)東京！！｣

野薔薇｢目が覚めたわね
早く準備しなさい！新幹線遅れるわよ！｣

A｢はいっ！｣

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A｢野薔薇！私、初めて新幹線乗った！！めっちゃ早いね！！｣

野薔薇｢そうね〜でも、少し声量を落としてくれない？｣

A｢あ、ごめんごめん(笑)｣

野薔薇｢アンタ少し寝たら？その様子だと昨日も夜遅くまで起きてたでしょ？｣

A｢うん…確かに眠いから寝るね…東京着いたら起こして…｣

野薔薇｢はいはい｣

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＿＿＿｢愛してるA俺と一緒に死んではくれぬか？｣

_____『当たり前でしょ？私はもう貴方以外を愛せないもの』

_____｢次に出会う世では今度こそお前を俺のものにしてやるからな｣

____『ふふっ楽しみにしてるね』

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野薔薇｢…きて…起きてA！東京に着いたわよ！｣

A｢…おはよ野薔薇｣

野薔薇｢おはよう…ってアンタなんで泣いてるのよ！｣

A｢え？私泣いてる？｣

野薔薇｢泣いてるわよ何か怖い夢でも見た？｣

A｢分かんないでも、凄く悲しくて暖かい夢だった｣

野薔薇｢何よそれ(笑)ほら、行くわよ洋服たくさん買うんでしょ？｣

A｢うん！｣