依存4 ページ5
そして放課後。
お昼休みご飯を食べることが叶わなかった私とシャオロンとロボロ。
そんな私たちはMドナルドへと来ていた。
しかし...
「なぁ...帰ろうや？」
そう言うシャオロン。
「どうしたの...？食べに行こ？」
「いやや！」
お腹が空いているはずのシャオロンが何故か一向にMドナルドに行きたがらない。
いや、正確には...Mドナルドが見えてきた瞬間にこうなってしまった。
ロボロさんは
「あ〜...なるほどな。」
と言い、何か知っているらしい。
「えっと、何があるんですか？」
意を決して聞いてみる。
「んっとな...」
言うのを迷っているのか間を開けるロボロ。
「教えてくれてもいいじゃ...」
「シャオロンにロボロやん！何しとるん？」
「...え？」
シャオロンとロボロを呼ぶ声が聞こえる。
声がした方向を見てみるとそこには、クリーパーカーを着た私たちと同い年くらいの少年がいた。
「あ、見かけない顔やな。俺は
あ...シャオロンと同じくグイグイくる系なんだね...。
「鸞堂Aです。よろしくね、ゾム。」
そう言い思わず頭を撫でる。
気持ちが良いのかゾムは目を細めた。
...あ。
「シャオロン...なんで帰ろうとしてるの...？」
シャオロンがこっそり帰ろうとしてたため聞いてみる。
「あ、A。それはな...」
「...！俺の奢りやから一緒に食べようや、A！」
理由を説明しようとするシャオロンを遮り私に聞いてくるゾム。
「え...ゾムが良いなら良ければ...」
「んじゃ、行こか！」
そう良い手を引っ張ってくるゾムについていく私達。
シャオロンがゲンナリとしている理由が分からなかったけどすぐに分かるかな...？
そんな呑気なことを考えていたら注文する番になり
「ご注文は何にしますか？」
と店員さんに聞かれた。
私は注文しようとした...が
「Mドナルドバーガー20人前お願いします！！」
と言うゾムの声に遮られてしまった。
「...え。」
そんな声が溢れる。
「ゾム．．．？1人で全部食べるの．．．？」
嫌だ。
聞きたくないけど思わず聞いてしまう。
「いや...？Aとシャオロンとロボロが食べる分やで！」
と返すゾム。
私は生きてきた中で初めて、人が悪魔に見えたのだった...。
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みずき - まさかの夢主黒幕…！？これは見れる！！あのですね、私…ヤンデレとか夢主の喘ぎ声とか見れないんですよね…(夢主優位が好き)でもこれは夢主黒幕？なので見れる…！ (2022年8月26日 4時) (
レス) @page16 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
#Chihiro*(プロフ) - しぃさん» しぃさん、コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいですー！何人の伏線(？)は回収致しますのでお待ちください...!（..)更新頑張ります！ (2021年7月17日 6時) (レス) id: f7af765949 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ - あの！めっちゃ！好きです！wrwrdの人がヤンデレになるのは見ててわかるんですけどあと何人とかって言う夢主ちゃんの言葉も気になってすごい面白いです！続き待ってます！ (2021年7月17日 3時) (レス) id: 207dabc8ef (このIDを非表示/違反報告)
#Chihiro*(プロフ) - ななさん、コメントありがとうございます。応援もありがとうございます(´；ω；`)頑張ります...! (2021年6月13日 12時) (レス) id: f7af765949 (このIDを非表示/違反報告)
なな - ななです！更新楽しみにしています。これからも頑張ってください！ (2021年6月13日 11時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：#Chihiro* | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chihiro0521/
作成日時：2021年6月9日 16時
