詐欺師くんには恋しないっ！【wrwrd】【ci】 (ページ7)

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Chi-kuns Freund ページ7

私の登場に固まっている彼ら。

「こ...こんにちは？」

疑問系になりながらも挨拶をした。

そして彼らは我に帰ったのか千騎くんを質問攻めにする。

へぇ...千騎くん学校だとチーノって呼ばれてるんだ...

暫く私はそんな彼の学生らしい一面を見つめていた。

ー

「どうぞ～」

そう言い作りすぎたマドレーヌをお茶と共に出す。

「ありがとうございます！！」

そう同時にいう彼らに思わず笑みが溢れた。

あれからしばらく経って自己紹介をしてもらった。

緑のパーカーを着ている緑裂(みどりさき)希(のぞむ)くん。

オレンジ色の和服っぽい服を着ていて雑面をつけている天宮(あまみや) 楼(ろう)くん。

赤いニット帽に豚のピンバッジをつけている黄ノ瀬(きのせ)龍(ろん)くん。

サッカー少年のような格好をした金髪の捏宮(こねみや)嶋流(しまる)くん。

紫色のヘルメットを被った眠そうな顔をしている紫宮(しのみや)翔夜(しょうや)くん。

青色の髪で片目を隠していてクタクタのスーツを着ている宇都崎(うつさき) 大輝(だいき)くん。

それぞれゾム、ロボロ、シャオロン、コネシマ、ショッピ、大先生と渾名があるらしい。

...個性的だなぁ。

そう思いながら私は彼らの会話をお茶をしながら眺め続けた...。

　