Secret Answer (ページ10)

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06 気分転換でもページ10

翌朝

目黒おはようございます
目黒まだ犯人捕まってないみたいですね
Aおはようございます!
Aですね…
目黒いつまで続くんですかね
Aそれが一番不安ですよね…
目黒スケジュールの調整してくれるって連絡来たけど捕まってくれないことには動きづらいし
Aそうですよね…
目黒とりあえずステッカーのあるお店行きます?部屋にいても暇でしょ
Aそうですね。近場のお店で時間潰しましょうか。

ぱぱっと身支度を済ませ、ロビーに鍵を預けに行くと既に目黒さんがソファに座って待っていた。

「待たせちゃいました？」

目黒『いや、全然。…昨日と全く雰囲気違いますね』

「まあ髪は元から短いんで、メイク変えただけなんですけどね。」

目黒『なんか、かっけー(笑)』

「めちゃくちゃ素ですよ？(笑)」

他愛もない話をしながら玄関を出てステッカーのあるお店を探す。

正直出かけようと提案された時は少し驚いたが、気分転換しないとやってられないのもまた事実だったわけで。

「目黒さんって、歳いくつです？」

目黒『23っす。もうすぐで24』

「年下……」

目黒『…マジすか？』

「私25なんですよ。今年で26」

目黒『同い年とかだと思ってました』

「あの、普通にタメでも私は大丈夫なんで。なんだかんだ言って結構話してますし」

目黒『俺も全然。年上って聞いたら尚更敬語とか要らないんで』

「じゃあお言葉に甘えようかな」

打ち解けたところで、ステッカーのあるお店を何件かぶらぶらと回って歩く。

ホテルに戻る頃には、すっかりお昼を回っていた。

……そして、私たちは信じ難い光景を目の当たりにすることになる。