Secret Answer (ページ38)

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ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

京本『こちら京本です』

深澤『深澤です。そっちどう？』

京本『こっちはいつでもいけるよ』

深澤『っし…俺らももう少ししたらそっち行くから。』

京本『了解。』

深澤『じゃ、後で』

ﾋﾟｯ

「深澤さん？」

京本『うん。もう少ししたらこっち来るって』

「…気を引き締めなきゃね。」

薮『仲良いんですね？』

京本『同年代で固まってる友達の集まりみたいな感じです』

薮『なんかいいな、そういうの(笑)』

「僕は最近入ったばかりですけど、楽しいですよ」

京本『キャラ入ってる(笑)』

「準備大事だからね。」

少し話をしていると、遠くから足音が。

薮『時間か…ここからは基本的に黙って自分たちの仕事をしていれば大丈夫です。携帯はマナーモードにして、お話する時はそこのドアから裏に行ってください。裏に奴らは来ないようになってるんで。』

「分かりました。」

少し緊張した空気が走る。

京本『安心してください、俺らがいますから。黒川さんも、落ち着いてやれば大丈夫だからね。』

「…頑張ります。」

京本さんは笑顔でこちらを見て頷いた。

ここからは、自分たちの正体がバレないように時間まで犯人を監視するのが私たちの仕事。

その後薮さんからの提案で、万が一の時の為に私は裏のパソコンを使わせてもらいSSと連絡を取りながら時間まで待つことに。

SSから現場に行っているのは深澤さん目黒くん、渡辺さん森本さんは残って他の待機組と一緒にカメラで状況を常にみているらしい。

5係のメンバーは現場に岩本さん宮舘さん北斗が行っていて、向井さん田中さんジェシーさんが残っているそう。

ちなみに、待機組は何故かSSに集まっていた。

取り付けるタイプのカメラをPCにつけて、ビデオ通話を繋ぎながら待つ。

ちなみにフロントの方では、京本さんが小型カメラを壁(犯人からは見えないところ)につけてくれてロビーの様子が映るようになっている。

田中『なんかやっぱり前より集められてる人数増えてんな』

渡辺『でもこれだけを一斉にマインドコントロールするとは思えないけど』

ジェシー『犯人は何がしたいんだろ』

森本『それが分かったら苦労しないけどね〜』

森本さんはキャスターの付いたイスに座ってその場でぐるぐると回っている。そして案の定目が回って田中さんに突っ込まれていた。