ヘタリアーｽﾞ☆CONFLICT!!!ー６ー【学園ヘタリア】

２１８話 ページ9

コンコンッ


貴方「フィン〜…？」

アーサー先輩に、フィンのいる部屋までつれてきてもらった。

フィン「……はい？Aさん…？」

貴方「フィンとお話したくて。いいかな……？」

フィン「もちろん」

アーサー「じゃあ、フィンランド。コイツを頼む。」

フィン「はい」

貴方「あ、ありがとうございました！」

アーサー「ああ。なんかあったら叫べよ。」

貴方「はいっ」


ガチャンと扉を閉め、アーサー先輩は行ってしまった。

フィン「ベッドまで行きますね〜？」

貴方「ありがとうフィン」

私を背にのせたフィンは、

ベッドに私を座らせ、そのとなりにフィンも座った。

空いた窓から、月明かりがさす。

電気がついていないから、フィンの顔がよくわからない。

貴方「……フィン…。」

フィン「はい？」

貴方「…」

無理に笑ってるフィンを見てると、

なんか……胸が締め付けられる。

貴方「…あのね、フィン。

泣いてもいいんだよ……？」

フィン「えっ…？」

貴方「フィン…我慢してるようにみえて……！辛そうなフィン見てるの…嫌だから……。そのっ……

上手く言えないや……ごめんっ……」

フィン「ふふっ…。ありがとうAさん。大丈夫ですよ…。

勿論、辛いですが、さっきよりは楽です。


……Aさんが…いるから」

貴方「フィン…」

フィン「だから、心配しないでください？」

貴方「心配だよっ……。フィンはいっつも無理するから…!!!」

フィン「Aさん……」

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