ヘタリアーｽﾞ☆CONFLICT!!!ー６ー【学園ヘタリア】

２４２話 ページ34

〜菊side〜


あれから、約１日が経ちました。

Aさんはまだ目を覚ましません…

山の時間を越えてしまったのですが……。
大丈夫でしょうか…？

皆さんは、食事を召し上がるものの、

あまり口にはせず、

すぐにAさんの部屋に向かうのです。

…………私もそうですから……。



そりゃぁ…大切な方が、こんな形で眠っているなんて……。悲しいですから…






〜貴方side〜


目が重たい……

体が悲鳴をあげているけど…、
それ以上に、ココロが痛い気がする。


さっきから、頭の中で

『大切な人が待ってる＿＿＿。』

と、聞こえる。

私の大切な人……？

誰だろう。

先輩？セーちゃんや、リヒちゃん？


………誰…？



知らない……わからない…。

「A……？Aッ……！！」




貴方「ん……ん…？」


明るく、白っぽい光が、

開けた目に入ってくる。

私の名前を呼ぶ、たくさんの人がいる。









……………この人達は……









誰＿＿＿？

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