ヘタリアーｽﾞ☆CONFLICT!!!ー６ー【学園ヘタリア】

２３５話 ページ27

気づいた時、辺りは暗闇だった。


貴方「う……ん……痛ッ…!」

左の足首が痛い。

落ちたときに捻ったのかな？

貴方「それより……みんなは…？」

確か……フィンも落ちた筈……

貴方「フィンー！！フィン…居ないの……？」

叫んでみても、返事はない

貴方「目が…慣れてきた…」

そういって、私は痛みをこらえて立ち上がった。


貴方「……ん…？これは……？」

数歩先に、紙のようなモノが落ちていた。

貴方「……コレは…？」


誰かの名前だろうか？

貴方「ティノ……イース………？

夢音A………って……えっ…？」

私の名前…？

貴方「何だろう……。何か……忘れてるような……？」

私はその紙をしまい、歩き出した。


貴方「ここは…何なんだろう……」






ﾋﾟﾁｮﾝと、水の滴る音がする。


みんなは何処だろう。
フィンは無事なのか？

早く……見つけないと……。

携帯も繋がらない今、何も出来っこない。

貴方「それよりッ……さっきから、凄く矢が飛んでくる……」

私はスイッチを押していないのに。

もしかしたら、みんなが押しているのかもしれない。

何処かと繋がっているのかな？

貴方「っ…」

足を掠めた矢。
血が出る。

貴方「まだ……倒れる訳にはいかないよ……。フィンが、さみしがってるかもしれないんだから……!」


私は、みんながいるから強くなれる＿＿＿＿。

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