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227話 ページ19

〜庭〜


貴方「確か……コッチに……?」

みんなを起こさないように、そっと部屋を出た私は、庭に来ていた。


ガサガサッと茂みがうごめく。

貴方「だ…誰………?誰かいるの…?」

声をあげた時、それは顔を見せた。

貴方「花たまご!!!」

花たまご「クゥ〜ン…」

貴方「花たまごっ…!どうして………。もしかして、フィンの匂いを嗅ぎ付けて……。

よく頑張ったね……!あぁ…。こんなに汚れてッ…!」

私は花たまごを抱き上げた。

花たまご「クゥ〜ン……?」


すると、背後から声がした。

??「何をしているんだ…?」

貴方「あっ…ルートヴィッヒ先輩…!」

ルート「……犬?その犬には見覚えがあるぞっ…!まて……確か、フィンランドの…!」

貴方「そうです!匂いを嗅ぎ付けて帰ってきたんですよ!!」

ルート「ふむ…。やはり犬は良いものだな…。」

貴方「わっ…!私、フィンの所に行ってきます!」


私は走ってフィンの部屋に向かった。



ルート「よかった。

………ん?待てよ……?

今アイツ……走ってなかったか?
確か、足を怪我していたはずなんだが………」



〜フィンの部屋前〜


コンコンッ

貴方「フィン!!」

フィン「ん……?あれっ…Aさん……。おはようございますっ。

何か御用でも……?」

貴方「フィン…!」

私は花たまごをフィンに見せた

フィン「花たまごッ…!?」

貴方「さっき、庭に来ていたんです!」

フィン「うぅ〜!!!花たまごぉぉお……!!!心配したんですから〜〜!!!」

花たまご「ワンッ」

フィンはボロボロ泣きながら、花たまごを抱き締めていた。



……良かった

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設定タグ:ヘタリア , 学園ヘタリア , 北欧参戦   
作品ジャンル:恋愛
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暁兔(プロフ) - 菊桜さん» ありがとうございますっ!明日のテストが終われば更新します! (2016年4月11日 0時) (レス) id: 6dcdf2262f (このIDを非表示/違反報告)
菊桜 - この先が気になって仕方がないです…更新頑張って下さいね…応援しています!! (2016年4月10日 0時) (レス) id: a6eb43f6b1 (このIDを非表示/違反報告)
みみみみ(プロフ) - 暁兔さん» それな!www (2016年4月9日 22時) (レス) id: 89b4390216 (このIDを非表示/違反報告)
暁兔(プロフ) - みみみみさん» イタちゃん、使い道多くて便利w (2016年4月9日 22時) (レス) id: 6dcdf2262f (このIDを非表示/違反報告)
みみみみ(プロフ) - 暁兔さん» 何かにときめいた時?(いつだよ?!)中国の落ち着けあるってやつもあまり使ってない…あのにーに最高に可愛いのに!イタちゃんは結構使ってる〜 (2016年4月9日 17時) (レス) id: 89b4390216 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暁兔 x他1人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年3月30日 19時

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