206話 ページ38
貴方「嫌な予感…とは?」
アント「…わからん」
わからんのかーい。
貴方「あっ…」
アント「ん?何や?」
貴方「あ、いえ。ただ、雨が降ってきていて……。」
アント「あー。ついさっき止んだばっかりやのになぁ。」
貴方「はい…」
私は窓から外を見た。
外は道路が見え、土砂降りな事が街灯を通して分かる。
さっきは緩かったのに、数分たたずに強い雨に変わった。
貴方「あれは…!!」
私は大雨の中、人影を見つけた。
アント「えっ!?ちょっ…A!どこいくん!?」
私は走り出していた。
廊下で先輩方と会った。
アル「A〜!そんなに急いで、どうしたんだい?」
貴方「いっ…今話している場合じゃないんです!退いてください!」
と、半ば強引に先輩を押し退け走った。
アル「えっ!?A!?」
アント「待ったってぇや!」
アーサー「おい!!どこいくんだ!!」
貴方「すみません!少し外へ!!すぐ戻ります!」
それだけ言って、靴も履かずに飛び出した。
貴方「っ…はぁ………はぁ…!」
足に雨水が当たり、跳ねる。
体が冷えるのが分かった。
でも、そんなのどうでもいい。
貴方「あれは……!!
フィンだ____!」
47人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
暁兔(プロフ) - 猫ほたる@陽日の幼馴染みは鬼蓄wさん» ありがとうございますwもっと上手く書ける人居てますよ(笑)これからも、どうかごひいきください^^ (2016年3月20日 23時) (レス) id: 6dcdf2262f (このIDを非表示/違反報告)
猫ほたる@陽日の幼馴染みは鬼蓄w(プロフ) - くそぅ!すっごい面白いです!文才欲しいです…んぬん (2016年3月20日 17時) (レス) id: 7b5d0a5109 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - 暁兔さん» 前に合作していたステラですが合作の方はどうなりましたかね? (2016年3月17日 15時) (レス) id: 4a9ae00163 (このIDを非表示/違反報告)
暁兔(プロフ) - 莉愛さん» こんちゃ! (2016年3月17日 13時) (レス) id: 6dcdf2262f (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - こんにちは! (2016年3月17日 12時) (レス) id: 4a9ae00163 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:暁兔 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年3月7日 22時