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１３７話 ページ8
二日目と三日目はすぐに過ぎた。
今日は終業式。
重い足を動かし、学校へ向かった。
〜学校〜
貴方「…」
周りがきゃーきゃー騒いでいるのに
私は独り、目を伏せている。
この３日間、食事も喉を通らない。
校長の長い話が終わり、みんな散り散りに帰っていく。
ひとり、残された教室。
ｼﾝ…と静まりかえっている。
貴方「……帰ろう」
私は教室をでた。
廊下から見える空は雨が降りだしそうだ。
階段へいく道を曲がった時…
ドンッ
貴方「わっ……!」
誰かとぶつかった
転けないように、腕をつかんでくれた。
貴方「す…すみません…。大丈夫ですか？」
?「ん…。おめぇは…怪我はねえが…？」
貴方「は…はい。では……失礼します……」
そういって、帰ろうとした時……
?「待て……」
引き留められた。
髪に逆十字のピンをつけた、不思議な人だった。
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作者名：暁兔 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年2月17日 23時
