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１６９話 ページ41
数分して、部屋に誰か入ってきた。
貴方「え……？フェリシアーノ先輩…！？」
フェリ「久しぶり、Aちゃん」
貴方「は…はい、お久しぶりです…」
どうして先輩がここに……？
フェリ「みんなで校内鬼ごっこ中なんだぁ。」
貴方「そ…そうですか…」
フェリ「Aちゃんは何してるの？」
貴方「！！」
中退するための準備なんて、とても言えない…。
貴方「ち…散らかっていたので、要らないものの処分を…」
フェリ「そうなんだぁ〜！……じゃあ、そこの書類は何？」
貴方「えっ！？」
見られてっ……！
フェリ「それは確か、中退するための書類だよね…？
去年、生徒会が預かってたから、覚えてるんだよね…」
貴方「こっ…これは…！」
フェリ「どういうことなの…？」
貴方「…」
フェリ「何を隠してるの！？Aちゃん!!!!」
私の肩に手を置いて、必死に聞いてくる先輩
フェリ「俺達…何かした…！？謝るから…！！中退なんてやめてよ！？」
貴方「せ…先輩ッ…」
フェリ「お願いだから……！一言だけでも……相談してほしかった……!!」
貴方「…!!」
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作者名：暁兔 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年2月17日 23時
