１６０話 ページ31
〜朝〜
貴方「う……ん〜……？」
窓ガラスから差し込む光が眩しい。
貴方「もう…朝……？」
昨日は寝たような気がしない。
隣にはフィンが寝ている。
貴方「…おはようございます、フィン。」
私はフィンの髪をサラッっと撫で、部屋をでた。
フィン「………反則ですよ…今のは…。」
〜リビング〜
貴方「あれ…？」
リビングに行くと、キッチンの明かりがついていた。
貴方「アイス君…！」
アイス「あれ、早いんだね。それと、アイス“君”って何…？」
貴方「えっ……いや、別に深い意味はないんだけど……。」
アイス「まぁ、なんでもいいけど。」
貴方「朝御飯の準備ですか？」
アイス「そう。朝はみんな弱いから。僕がしてる。」
貴方「アイス君は朝強いんですか？」
アイス「朝一からパフィンにつつきまくられるからね」
貴方「ら…乱暴……。」
アイス「もう少し起こし方考えてほしいよね。
それに……。
たまにノーレが布団に居たりするから、ビックリだけど。」
貴方「仲がいいんですね」
アイス「み…認めたくないけど、兄弟……だし…。」
貴方「あ〜！わかります。雰囲気とか少し似てますもんねっ」
アイス「なっ……!一緒にしないでくれる!?」
貴方「えっ！？あ、すみません…」
アイス「……もう…。あ、そう言えば、昨日は何処で寝たの？」
貴方「昨日はフィンの部屋でしたよ？」
アイス「………へぇ」
貴方「あの……何か……？」
アイス「いや……。すごい展開になってきた…。」
貴方「？」
すごい展開って……？
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作者名：暁兔 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年2月17日 23時
