ヘタリアーｽﾞ☆CONFLICT!!!ー４ー【APヘタリア】 (ページ22)

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１５１話ページ22

貴方「あ、スヴィ…？」

スヴィ「…ん。…………みったぐねぇ…。」

すると、スヴィは上着を私に着せ、リビングをでた。

貴方「あ…もしかして、気を使ってくれたのかな……？？」

スヴィの上着を肩にかけ、フィンを待った。

数分後、フィンが来た。

フィン「おっ…お待たせしましたっ…!」

貴方「ありがとうフィン。」

フィン「あれ…？その上着…」

貴方「あ、うん。さっきスヴィが来たの。多分、フィンに用事でもあったんじゃないかな？」

フィン「そう…ですか」

貴方「？じ…じゃあ着替えて来るよ」

フィン「待って下さい…！」

貴方「え？フィン……!?」

ギュッと抱きつくフィン。

貴方「どうしたの…？」

フィン「……」

貴方「フィン……？」

フィン「もし……辛い事があるなら僕だけにでも言ってください……。」

貴方「え…？」

フィン「無理して笑ってるAさんは見てて痛々しいです……。

それに…隠されてるのは……凄く辛いんです…。」

貴方「…」

フィン「頼りないかもしれませんけど……Aさんの力になりたいんです…」

貴方「…!」

『頼ってくれないか…？』

あの人の言葉が脳を巡る。

貴方「フィンの事、十分頼ってるよ……。一緒に泣いてくれて、凄く嬉しかったんだよ…？

だからそんな顔しないでよ……」

フィン「Aさん…」

フィンは、どこかあの人と似てる…。