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１３２話 ページ3
アーサーside
部屋に入ると、
アルにもたれかかるアイツがいた。
……いや、もたれないと足が痛いんだろう…。
松葉杖が遠くの方に二本、倒れている。
……何があったんだ…？
アイツの呼吸が荒い気がする
アルがやったのか……？
いや……アルだって放心状態だ。
となると………カナン…か
アーサー「何があった…？」
光が失われたアイツの瞳。
確かに俺を見てはいるんだが……
貴方「………」
アル「アー……サー…」
アーサー「おい…お前ら大丈夫なのか…!?」
アル「うん……。俺は大丈夫…でも…」
アルがアイツを見る
真っ青な顔をしてる。
アーサー「A…聞こえてるか…！」
貴方「…は………ぃ…」
やっと絞り出した言葉だろう。
アーサー「大丈夫か…？」
貴方「はい…大丈夫です…すみません……」
アーサー「なんで謝って…」
貴方「…」
アル「とにかく、アーサー。松葉杖をとってくれないかい？」
アーサー「あ…ああ」
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作者名：暁兔 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年2月17日 23時
