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１４６話 ページ17
ノーレに足を見せた。
ノーレ「!?………おめぇ…これ…」
貴方「転んだんだよ。四日前に…。」
ノーレ「…」
患部に手をのせるノーレ。
手が冷たいから、気持ちいい…
貴方「…」
青紫色に腫れた捻挫。
見てるだけで気持ち悪い。
貴方「ご…ごめんなさい。気味悪いでしょ…？」
ノーレ「そんなごど、ねぇ」
貴方「ノーレ…」
ヨシヨシと頭を撫でる。
なんていうか……慣れてそうな手つきだった。
手当ても素早い。
キュッっと包帯を絞めたと同時に、
部屋の扉が開いた。
フィン「ふぁ〜…やっと終わりましたよ〜……」
ノーレ「ん、お疲れ」
アイス「ああ。やっぱり足怪我してたんだね。」
貴方「……うん」
花たまごが、包帯を巻いている部分にすりすりしている。
私は花たまごを持ち上げた。
貴方「可愛い」
花たまご「わんッ♪」
貴方「フィンが飼い主で良かったね〜」
花たまご「わふわふっ♪」
アイス「で、どうするの？外、暗くなりかけてるし、雨降ってる。」
ノーレ「泊まれば…」
フィン「なら、ご両親に連絡しましょうよ？」
貴方「!!………。」
フィン「Aさん……？」
貴方「大丈夫…、帰れるから、ね？」
フィン「…ダメです」
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作者名：暁兔 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年2月17日 23時
