１３０話 ページ1
アル「時間がかかってもいい。おねがいだ…信用してくれないかい…？」
貴方「私は信用して……!」
アル「……して……？」
貴方「して……ます…」
アル「断言出来る？」
貴方「………そう…ですね……。もしかしたら、何処かで信用していなかったのかも知れません……。
アーサー先輩にも…同じようなことを言われました」
アル「君をそんな風に思わせているのも…俺達のせいだよな…」
貴方「…!」
この台詞……何処かで似たようなこと……
『お前をそんな顔にさせてるのも…俺達なんだよな……？』
あの時の……＿＿＿＿。
アーサー先輩が言ってた……。
貴方「…やっぱり…似てる…。」
アル「…何がだい？」
貴方「アーサー先輩に、似てます……。どうして……分かるんですか…？
私…分かりやすいんですか……？」
アル「それは…」
?「それはアーサーさんもアルも、君が好きだからだよ」
貴方「!?」
突然聞こえた声。
貴方「カナン…!」
そこにはカナンがいた。
カナン「やぁ…。さっきは……見せつけてくれたね…」
貴方「え……？さっきって……」
何のこと……
すると、カナンが近寄ってきた。
貴方「か…カナン…？」
アル「…!?A逃げて…!!」
響くアルフレッド先輩の声と共に、
カナンに顎をあげられた。
貴方「ひっ……!」
目の前にいるカナン。
いつもとは全く雰囲気が違う。
そう思ったとき……
貴方「んっ…!!!!!!」
カナンが強引にキスしてきた＿＿＿。
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作者名：暁兔 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年2月17日 23時
