アユ ページ3
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アユは…わたしの中学からの友達。
ちょくちょく喧嘩もしてきたし、
それなりに嫌いな所もある。
だけどそれはお互い様で、
大事で…。大事な友達で…。
「嘘だよね、違うよね、ありえないもん」
もちろんアユに忠義を紹介なんてしてないし、
2人が出会って…付き合う確率は…
いや……何億分とかではないのかもしれない。
もっと大きい確率なのかも、しれない。
「アユ…」
昨日彼女と忠義に、他愛のないLINEを送ったけれど、アユからの返事が返ってきたのは朝の6時で、
…そして…忠義も、アユとほぼ同じタイミングで返してきた。
「違う…絶対違うもん…っ」
どこかで私は昔から、アユに嫉妬してた。
…かわいい服も沢山持ってて、
自分磨きにお金を厭わない彼女に。
私の小さい頃は、裕福とゆう程ではないけれど貧しくもなくて。
親戚も沢山いて、その中で第１世として生まれたから、毎年プレゼントは山ほどもらったし、
親戚中の王女だったし、ほんとうに愛されて育った。
けれどアユは私と真逆の生活。3歳の頃に両親が離婚して、母は一日中働くから、アユはいつも1人だった。
そんな私たち2人の人生が逆転したのは、ちょうど私たちが出会った中学生の頃。
アユのお母さんはお金持ちの人と再婚し、裕福な生活を手にした。
一方私の父の経営する会社は倒産し、両親共に共働きの生活になって、１ヶ月インスタントラーメンの生活も珍しいことでは無かった。
だけどそんなんでも、私は両親から愛情をちゃんと感じてた。でもアユは
"裕福でも親から愛情を受けてる実感は無い。
だから私はひねくれてるの"
これが彼女の口癖で、アユより素敵なものを持っていると、彼女は同じのを買うか、私に文句を言うかのどちらかだった。
「だめ…これ以上考えないようにしなきゃ」
でも1度気になり始めたらもう止められなくて、わたしは忠義の部屋に入ってしまった。
そこで見つけた…
「これ…アユに昔あげたシュシュだ…なんで？」
だいぶ前に誕プレであげた。
たまたま同じものなの？…というか、
男の部屋にシュシュあること自体、変だよね。
「忠義いつ帰るの…」
広い部屋に一人、へたりこんで涙を流す私は、
忠義の彼女であって彼女のような気がしない。
「帰ってきてっ…」
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はぐ(プロフ) - まるこさん» まるこ様ー！ありがとうございます！あともう少しお待ちください！🥰 (2021年12月31日 21時) (
レス) id: 8ff6ecaa7f (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - 最後までありがとうございました🙌……って、えぇぇぇぇ！？いや、まだ何かありますよね！？笑 年明け、楽しみにしております！ (2021年12月31日 20時) (レス) id: 882f735b0b (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - １週間長かったです〜😂え？アユはナニモノ！？？と思って読みましたw 今日の2回目の更新も楽しみです🙌 (2021年11月18日 21時) (レス) id: 882f735b0b (このIDを非表示/違反報告)
はぐ(プロフ) - まるこさん» まるこさんいつもありがとうございます！💕今日は更新日なのでお楽しみください！💕 (2021年11月18日 20時) (レス) id: 8ff6ecaa7f (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - 来週もヤキモキしながら楽しみに待ってます🙌 (2021年11月12日 0時) (レス) id: 882f735b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞くらゆい∞
| 作成日時：2021年10月25日 22時
