あの日の呪いが解けるまで。 (ページ2)

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不意に、消えたくなるような孤独感を感じる事はある？

あ、皆図星みたいだね。

まぁ、“例”としてあげるけど、

例えば、皆が望む自分を演じている時。

例えば、自分に才能がないと思った時。

例えば、お前はパッとしないと言われた時。

例えば、、、、

絶望した時。

どこで孤独感を感じるかは、人によって異なる。

当たり前だ。

だけど、一つ、共通点がある。

勘のいい人は気づくかな？

それは、「周りの奴に振り回されている」って事。

そして、ここにはそんな周りの奴に振り回されてる人が集まっている。

セカイという名の世界に。

この世界は、君達が休息するための場だ。

あーもっとも、ホントウの想いとやらも見つけてくれて構わない。

まぁ、好きなように使ってくれ。

「僕は特に手出ししたりしないヨ。

　必要な時でも、何でもいいけど、呼びたい時は呼んデ。」

そう言って、“初音ミク”とかいう奴は、

不気味に微笑んでいた。

ー
Picrewの「仄暗い少年少女」で作らせて頂きました。

初音ミク