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「春ちゃん。別れよう。」
「、、、は？」
高級な部屋で女がテレビをぼぅっとしながら見て、
隣で男が、髪を拭きながらつまらなそうにテレビを見ていた。
外は暗かったが、さすが東京という程のたくさんの光が灯っていた。
普通ならよい雰囲気と言いたいところだが、二人はそんな雰囲気ではなかった。
「おい、おまえ今何て言った。」
男は、怒りながら、そして少し悲しそうに言った。
「、、、別れようって。」
女はにっこりと笑いながら言った。
すると男は女の首を掴んだ。
「っ！、、」
「本気で言ってんなら殺すぞ。」
「っ、、本気、、だよ。」
女は少し挑発するように言った。
「、、、
ホントは、ずっと春ちゃんのことなんか好きじゃない。」
「はｯ」
「乱暴で、口が悪くて、猫かぶり、、、これのどこに好きになる要素があるのかな、、？」
「ｯてめっ、」
男は手を離し、女を殴ろうとした。
その瞬間、男は、はっとしたのだろう。殴る手を止めた。
「あ、、、えっと、、ワリィ、、、」
女は、悲しそうに、にっこりと笑った。
「！
(なんで、なんでそんな顔するんだよ。)」
「ねえ、今日は、もう寝よ。
ごめんなさい。ちょっと、今日嫌なことがあっちゃって、ちょっとだけモヤモヤしてたんだ。
、、、ちょっと、八つ当たりしちゃった。」
女は、この雰囲気をなおそうと、
思いっきりの笑顔を張り付けた。
「あ、あぁ、、」
夜になると、男は寝て、静かになっていた。
だが、女は起きていた。
女は男のピンク色の髪を愛おしそうに触った。
「ごめんね。春ちゃん。」
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千飴(プロフ) - キクラゲさん» 嬉しいです！頑張ります！! (11月5日 9時) (
レス) id: 6572abc999 (このIDを非表示/違反報告)
キクラゲ(プロフ) - カルピスの原液ことキクラゲですある作品のコメント欄からとんできました！まだ設定しかみてないんですけど最高の予感！更新頑張ってください (11月5日 0時) (レス) @page1 id: bf82bf2975 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千飴 | 作成日時：2023年11月4日 21時
