ー47ー ページ48
平野side
海人に連れてこられたのは屋上
しばらく沈黙が続いて耐えきれなくなった俺は口を開いた。
平「なあ。Aがニューヨークって。」
声が震える
海「うん。今日の16:00の便で行くよ。」
平「そっか...。」
ほんとは少しだけ期待してた
全部夢だったらいいのにって
でもほんとにAは行ってしまうんだ。
溢れそうになる涙を必死に堪える
すると海人が言った
海「紫耀。Aのとこ、行こ。」
海人の言葉に体が固まる
海「行かなきゃだめでしょ。」
ほんとは行きたい。
だけど
平「いけるわけないやろ！！！海人もなんでそんなことが言えるん？好きなんやろ？Aが。大事にしてやらなあかんやろ。」
久しぶりにこんな大声出した。
海「好きだよ。
だから紫耀にこんなこと言うんだよ。
俺はAに幸せになって欲しいから。」
は？
なにそれ
平「何言ってるん海人。Aは海人が好きなんやろ？海人が幸せにしてやらなあかんやん。」
すると海人は大きなため息をついた
海「ほんっとに。紫耀はひどいね。
Aに対しても俺に対しても。
今までAがどんな気持ちで紫耀に話しかけてたかわかる？
それと突き放されて傷ついてるAをずっと見てる俺の気持ちも。」
平「•••気持ち？」
海「そう。どんだけAが紫耀のこと思ってるか、全然わかってないでしょ。」
平「俺のこと思ってる？Aが？
そんなわけないやろ。」
すると海人は一通の手紙を取り出した。
海「これ読んでもまだそんなこと言える？
読んでみて。Aが書いた手紙。
読んであげて。」
Aが、俺に？
おれは手紙を受け取って
震える手で封を開けた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3775人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「平野紫耀」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千晃(プロフ) - ゆうなさん» 泣きました！？嬉しいです！頑張ります！！ (2017年6月22日 11時) (
レス) id: 541a949c76 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - やばいです。めちゃくちゃ泣きました。続き楽しみにしてます！ (2017年6月21日 23時) (レス) id: a76e9ca397 (このIDを非表示/違反報告)
千晃(プロフ) - salomeさん» 更新遅くてごめんなさい...。学校が結構忙しくてあまり更新できませんでした。これからはなるべく早く頑張ります！！ (2017年6月21日 15時) (レス) id: 541a949c76 (このIDを非表示/違反報告)
salome(プロフ) - 最近更新されていませんか忙しいですか続きが凄く気になります (2017年6月20日 19時) (レス) id: 31aa9c013b (このIDを非表示/違反報告)
千晃(プロフ) - 08086070305doc1さん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2017年6月17日 22時) (レス) id: 541a949c76 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：千晃
| 作成日時：2017年4月30日 0時
