ー26ー ページ27
貴「いやー食った食った。」
美「男かあんたは。」
とりあえずお肉を食べ終わってお腹いっぱいになった私
海人と岸くんと紫耀くんはというと...
川で遊んでます笑
だめだ。3人が五歳児に見える。
美「あ、A。なんか落としたよ。」
貴「え？」
美玲が拾ってくれたのは一つのネックレス
美「これめっちゃ可愛いじゃん。Aの？」
貴「う、うん。」
美「なんでつけないの？可愛いのに。」
____つけれるわけがない。だって...
紫耀くんからもらった唯一のプレゼントだから。
付き合ってから最初の私の誕生日の日に
くれたんだよね。
今更つけたって変に思われるだけだけどなんでかずっと持ってたくていつもポッケに入れている。
貴「落としたらいやだからつけられなくて。大事なものだから。」
美「そーなの？じゃあもう落としちゃダメよ！」
貴「はーい笑」
そんなことを美玲としゃべっていたら
先「永瀬！暇ならちょっと小屋から軍手とトングもってこい。」
って先生にパシられた。
貴「小屋って...坂の上じゃん。」
美「ドンマイ。いってら。」
断るなんてできるわけないから仕方なく取りに行く。
貴「普通女子に頼まないでしょ！」
そんな不満をぶつぶつ言いながら歩いていたら
貴「うわっ！！」
土で滑って転んでしまった。
貴「いった...」
見事にこけて足には血が滲んでいる。
頑張って立って頼まれたものを持って戻ると
美「あんたどうしたの！その足！！」
貴「ちょっと滑っちゃった笑。」
美「ほんとドジね。冷やしておいで腫れてるから。」
貴「うん。ありがと。」
美玲に心配かけたくなくて普通のふりしてたけど
足はかなり痛くて
美玲が見えなくなってからちょっと休憩
海「どうした？」
不意に頭上からかかった声。
貴「ちょっと、足ひねった。」
海人の声に安心する。
やっぱり私を助けてくれるのは海人で。
海「もー。ほんとしょうがないね。Aは。」
そう言って私をお姫様抱っこする。
貴「え、いいって。恥ずかしいから。」
海「暴れんな。落とすよ。」
そう言われて何も言えなくなる。
海「ほんと何回こけんだよAは。」
貴「ごめん。」
海「だからほっとけないよ。」
貴「え？」
海「なーんもないっ！」
そう言って笑う海人はちょっとだけカッコよかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3774人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千晃(プロフ) - ゆうなさん» 泣きました！？嬉しいです！頑張ります！！ (2017年6月22日 11時) (
レス) id: 541a949c76 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - やばいです。めちゃくちゃ泣きました。続き楽しみにしてます！ (2017年6月21日 23時) (レス) id: a76e9ca397 (このIDを非表示/違反報告)
千晃(プロフ) - salomeさん» 更新遅くてごめんなさい...。学校が結構忙しくてあまり更新できませんでした。これからはなるべく早く頑張ります！！ (2017年6月21日 15時) (レス) id: 541a949c76 (このIDを非表示/違反報告)
salome(プロフ) - 最近更新されていませんか忙しいですか続きが凄く気になります (2017年6月20日 19時) (レス) id: 31aa9c013b (このIDを非表示/違反報告)
千晃(プロフ) - 08086070305doc1さん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2017年6月17日 22時) (レス) id: 541a949c76 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：千晃
| 作成日時：2017年4月30日 0時
