ー14ー ページ15
貴「はあ...」
昨日のことがあってあんまり寝れなかった
美「Aおっはよー！どうしたのそんな盛大なため息なんてついちゃって。」
貴「いやそれがさ、聞いてよ！あのね...
海「Aーーー！！」
げっ...
誰かによって遮られた私の声
その声の主は
海「Aおはよーー！」
私を悩ませている張本人
貴「おはよう。朝から元気だね。」
海「まあね。あ、一緒に学校行こうよ！」
はい？
貴「いや、美玲いるし。」
海「じゃあその子も一緒に。いいよね？」
美玲なら断ってくれる...
美「もちろん！！行こ行こ！！」
なんと乗り気な美玲！
しかもその顔はニヤついてて
美「なーにーいつのまにそんな仲良くなったのお二人さん♡」
いやいやなに言って...
海「そうなんだよー。」
え、
勝手に盛り上がってる美玲と海人
貴「いや、なに盛り上がってんの？」
美「だよねーわかる！面白すぎ海ちゃん！」
海「美玲ちゃんもよくわかってる！！」
・・・話についていけてない私
美玲いつの間にか海ちゃんとか呼んでるし
なんか面白くない
ふてくされて2人の後ろを歩いてくると
理「紫耀おはよう！」
平「おはよーさん。」
理「寝癖ついてるよ？」
私たちの前でイチャイチャする2人
なんで朝から会っちゃうんだろ
すると突然
海「A危ない！！」
貴「わっ！！」
海人にだきしめられる
昨日のキスのこともあって固まる体
海「もうなにぼーっとしてんの？信号赤だよ？
なに？僕と美玲ちゃんばっか喋ってるから嫉妬かー？？」
貴「違う！」
ニヤついてる海人
ほんとはちょっと当たってるけど...
とりあえずお礼言わなきゃ！
貴「ありがとう！...海人。」
そう言った途端勢いよく振り向いたのは
目の前にいる平野くん
え？私なんかした？
切なそうな顔で見つめられる
海「おお！やっとAが海人って言ってくれた！」
美「やったじゃん！」
海「やっべまじ嬉しい。」
なんて言ってる海人を見てるとおかしくて
つい笑ってしまった
海「あ、A笑ったなー！」
貴「笑ってないもん」
海「嘘つき！このー」
なんて言って私の髪をぐしゃぐしゃにする海人
貴「ちょっともう！バカ！！」
海「バカって言われた。美玲ちゃん！！」
美「はいはい」
プクーって膨れてる海人
そんな風にはしゃいでる私達を
平野くんは切なそうな顔で見つめていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3774人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千晃(プロフ) - ゆうなさん» 泣きました！？嬉しいです！頑張ります！！ (2017年6月22日 11時) (
レス) id: 541a949c76 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - やばいです。めちゃくちゃ泣きました。続き楽しみにしてます！ (2017年6月21日 23時) (レス) id: a76e9ca397 (このIDを非表示/違反報告)
千晃(プロフ) - salomeさん» 更新遅くてごめんなさい...。学校が結構忙しくてあまり更新できませんでした。これからはなるべく早く頑張ります！！ (2017年6月21日 15時) (レス) id: 541a949c76 (このIDを非表示/違反報告)
salome(プロフ) - 最近更新されていませんか忙しいですか続きが凄く気になります (2017年6月20日 19時) (レス) id: 31aa9c013b (このIDを非表示/違反報告)
千晃(プロフ) - 08086070305doc1さん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2017年6月17日 22時) (レス) id: 541a949c76 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：千晃
| 作成日時：2017年4月30日 0時
