村上ツインズは目黒くんが大好きです！【黒×白双子妹架空設定】

12やばい、うつったらバレる… ページ13

「めめ明け方起きたらいなかったんだけどAの部屋ずっといたの！？」

朝食で貸し切った部屋に入ればメンバーが集まっていた。

「真都うるさーい！めめは私と一夜を共にした関係なんですー」

ぎゅっとめめの腕に腕を絡ませれば

「Aお前意味わかってないだろ」

「ラウールもわかってなさそうだけどな」

って失礼な事をメンバーが言って、真都がめめから私を引き剥がした。

「腕ちぎれるだろ！」

しがみついた私にめめが言う言葉は昨晩とは大違い！



一晩で風邪が治っちゃう自分が嫌だ！！

あの普段よりも甘いめめはどこに行った！？



「みんな心配してたから」

めめに言われて

「みなさん昨日はご心配をおかけしました！ありがとうございました！」

と頭を下げたらみんなが私の頭をぐっしゃぐしゃに撫でた。

「Aが大人しいとか調子狂うから！」

「めめ独り占めしたくて仮病だったんじゃねぇの？！」

もうみんながめちゃくちゃ言い出して真都が

「めめ〜俺なんか風邪ひいたかも〜」

と甘えた声出したから

「めめ！私も熱が上がってきた気がする！」

二人めめの両腕にしがみついて喧嘩を始めてまた怒られた。



移動のロケバスに乗り込めば

「昨日の今日なんだからあんまり無理すんなよ」

ってめめが心配してくれるから嬉しい。




ロケが終わって事務所に到着して

「A、荷物持ってやるよ」

大丈夫か？とひーくんが私の持っていた荷物を持ってくれた。


「ありがとう！今日だけは甘えとくね」

と笑えば

「お前なぁ、俺らはみんなお前を妹だと思ってるんだから甘えていいんだからな？」

って。

「ひーくん！お兄ちゃん大好き！」

腕にしがみつけば

「岩本さんAの荷物だけじゃなくてAも持ちそうじゃん」

重たいっしょ。ってふっかがひどい事を言うからグーパンした。



「じゃあラウール、今日はちゃーんと早くAを寝かすんだぞ？」

ひーくんが真都に荷物を渡して

「真都が見張らなくても寝るし！」

そもそも真都の方が先に寝るから見張れないし！と言ったらみんなが笑ってバイバイして

私と真都はマネージャーが送迎してくれる車に乗った。





「横になってていいから」

真都がそう言って肩を貸してくれて

私が頭を乗せたら

その上に真都の頭が乗ってきて


やっぱり双子で

二人でくっつくと安心してすぐ眠くなって

二人、車で爆睡した。









「…ぐしゅ」

「あれ？目黒も風邪？」

(やばい、うつったらバレる…)

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