プロローグ ページ1
「お前ら重たいから！」
歌番組の収録の待ち時間の合間、楽屋に不機嫌な声が響いて
「めめ〜Aが重たいんでしょ？俺はいいよね〜」
と声変わりしたばかりの男の子の猫撫で声が聞こえてくる。
「めめ、重いのはラウールだよね？真都、降りないとめめが潰れちゃう！」
そう言って大きな瞳で反対の膝に乗る双子の兄を睨んで怒るのは女の子。
二人が両膝に乗って喧嘩をはじめて
メンバーが「またはじまった」と
いつもの光景過ぎて、誰も止めない。
「マジで重たいから、二人共降りろって」
双子を膝に乗せていたのは同じアイドルグループに所属している目黒蓮で
目黒がエイッと足に力を入れて揺らせば、体がぐらついて咄嗟に目黒の首に腕を伸ばして抱きついた双子に
結果、余計密着されて
目黒は呆れたように笑って
そんな二人を可愛いとすら思ってしまう自分に呆れていた。
その双子の名前はラウールとA。
村上ツインズとして有名な双子だ。
ダンスのずば抜けた才能と人を惹きつけるルックスと日本人離れしたスタイル
双子で例外となる男子ばかりの有名アイドル事務所に妹も特別に入所して
Aは現在SnowManのメンバー。
最年少メンバーで圧倒的センターを飾るラウールとAは
一緒にSnowManに加入したお兄ちゃん的存在
目黒蓮に懐いて
目黒蓮が大好きで
いつも二人で取り合っているのだ。
それがSnowManの日常。
【村上ツインズの目黒争奪バトル】
プロローグ
村上ツインズは小学六年生の時に入所した。
兄のラウールだけが少年忍者に加入して、Aだけが呼ばれずに女子である事を恨んだ事もあったけれど、努力と根性だけはラウールに負けないと伸ばしていた髪も切ってダンスのスキルも磨いてジュニアとしてレッスンに明け暮れていた時に、SnowManに双子で加入する話が上がって、見事二人はデビューを果たした。
歳の離れたメンバー、しかもジュニアの中でSnowManといえば怖いイメージがあった。
怖くて厳しいけど、ダンスも歌も上手い。
そこに自分達が加入する。
ラウールはそこまで気にしていなかったけれど、Aはラウールよりも不安を抱えていた。
女子の自分をファンに受け入れてもらえるだろうか。
そんな時は急に兄としてAを守ろうと、ラウールは自分が明るく振る舞って笑わせて不安を少しでも感じさせないように努めた。
でももう一人
最年少の二人を心配する男がいた。
それが目黒蓮。
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chako(プロフ) - みかさん» みかさんこんにちは！嬉しすぎます！みかさんのお言葉が私の癒しになりました😭 (4月6日 17時) (
レス) id: 4bcc778cb3 (このIDを非表示/違反報告)
みか - こんな素敵な小説が私の癒し (3月30日 21時) (レス) id: 11e98131e9 (このIDを非表示/違反報告)
chako(プロフ) - 目黒みなみさん» みなみさんこんばんは！大好きとおっしゃってくださって嬉しいです〜！続きも更新したのでお付き合いくださいませ！ありがとうございました！ (3月12日 23時) (レス) id: 4bcc778cb3 (このIDを非表示/違反報告)
chako(プロフ) - みかさん» みかさんこんばんは！嬉しいお言葉ありがとうございます〜！書く励みになりました〜！ (3月12日 23時) (レス) id: 4bcc778cb3 (このIDを非表示/違反報告)
目黒みなみ - このお話とっても大好きです！続き待ってます！！ (3月5日 19時) (レス) @page5 id: f773091c04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chako
| 作成日時：2024年2月16日 22時
