番外編：眠れぬクリスマスに君の声 3 ページ25
あぁ、目黒さんの優しい声と、その笑顔。
玄関で寝そうです！！！！
「目黒さん…本当にお邪魔してすみません。メリークリスマスイブです」
これプレゼント…って玄関で出そうとしたら
ふらついて目黒さんが咄嗟に私を支えようとして抱き抱えてくれて
「大丈夫？」
って胸板が。
目黒さんの香りが。
目が閉じそうになる。
「安心する…」
目黒さんの香りも声も、安心する。
朦朧と、心の声をまさかの漏らしてしまっていた私に
目黒さんが笑って
「俺といると安心してくれてるんだ？うれしい」
と頭上で声がしてハッと目を覚ましたように上を見て
「すみません！！！安心しきって寝そうでした」
クリスマスにごめんなさい。と頭を下げて離れた。
「クリスマスだから」
外国はハグしてお祝いするでしょ？俺たちもそれしてるみたいでいいじゃん。
ね？
って目黒さんが両腕を広げて
驚いて躊躇していた私に呆れたように手を伸ばして抱き寄せられて
「メリークリスマスイブ」
耳元でそう囁いて
心臓がうるさくなったのに、
逆に体温と優しく低い声で
また寝そうになった。
「先にお酒ちょっと飲んじゃった」
リビングに行けばすでにモコは眠ってしまっていて
目黒さんが今夜は星空が綺麗だから空見ながら飲んで待ってたんだ。と笑った。
「だから手が冷たくなっちゃった」
Aさんが来たら温めてあげたかったんだけど、同じぐらい冷たいかも。って手を握られて
「ほんとですね、冷たい」
てか、同じぐらいだ。と笑い合った。
「お風呂で温まってきた方がいいね」
目黒さんがそう言ってバスタオルを貸してくれて
「お腹空いてる？この時間だから軽めがいい？」
「目黒さん私の事は気にせず休んでください？！やっぱりこの時間から来たらご迷惑「迷惑じゃないって。俺嬉しいから。クリスマス誰かとこうやって一緒にいるって幸せじゃない？」」
私は幸せだけど…。
目黒さんも？
頷けば、目黒さんがよかった。と微笑んで
お言葉に甘えて温かいお風呂に入らせてもらった。
クリスマスイブに…目黒さんの家でお風呂。
意味がわからない。
添い寝友達って…すごい距離感だ。
友達なのに一緒に眠ってクリスマスを過ごす。
でも友達。
ただの友達。
でも私は目黒さんが好きだから
嬉しいし、幸せなクリスマスすぎる。
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みか - お疲れ様でした！ (2月25日 20時) (
レス) id: 11e98131e9 (このIDを非表示/違反報告)
さおりん(プロフ) - こんばんは。完結おめでとうございます。気がつけばふわっと終わってる〜！ハッピーエンドだからいいけども！目黒くんの話し声で寝たい人生でした。ありがとうございました。 (2月24日 17時) (レス) id: b19d2edb84 (このIDを非表示/違反報告)
chako(プロフ) - みかさん» みかさんこんばんは！嬉しいお言葉ありがとうございます！お言葉もらえただけで励みになります！！ (2月15日 23時) (レス) id: 4bcc778cb3 (このIDを非表示/違反報告)
みか - 気になる展開になってきた (2月12日 16時) (レス) id: 11e98131e9 (このIDを非表示/違反報告)
chako(プロフ) - 游さん» 游さんこんばんは。いつもありがとうございます！修正しました！ (2月10日 23時) (レス) id: 4bcc778cb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chako
| 作成日時：2023年10月30日 20時
