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19.さようなら目黒さんからのただいま目黒さん ページ19

「すみません!仕事急ぎ案件を思い出したので帰ります!!お邪魔しました!ありがとうございました!」



恋を自覚した私は走って逃げるように目黒さんの家を後にした。




うっすらわかっていたけれど、認めたく無かったのに

もう自分の気持ちが顔にでてしまっている気がして

どうやってこの気持ちを消したら良いかわからなくて逃げ出した。






寝不足でもいいじゃないか!!!





もう目黒さんに会うのはやめた方がいい。





優しさに甘えるのはやめよう。




さようなら目黒さんごめんなさい目黒さん!!!



















そう思ったのに!!!!!!!

私はバカなのかな!!!???



「おかえりなさい」

笑顔の目黒さんが出迎えてくれて

「すみません…」

飛び出した数分後、スマホを目黒さんの家に忘れていた事に気がついて戻る事になった。


玄関先で帰りたくて

「スマホは…」

と聞いたのに

「ベッドルームかも」

目黒さんが笑って、自分で探してもらっていいかな?って一緒にリビングに戻って

「朝ごはん、一緒に食べる時間も無いんだよね…?」

と、すでに準備された朝ごはんがテーブルに並んでいた。


もちろん、スマホもご飯と一緒にテーブルにある。

目黒さんは私が忘れたのをわかっていたのだ。



「食べてくれる?」

ちゃんと私の分まで用意されて

「…いただきます」


たぶん、仕事だと出ていったのも嘘だとわかっているんだろう。



クスクス笑っている。



「美味しいです…」

「よかった。てかさぁAさん、明後日は仕事終わるの遅い?」

「遅い…かもしれません」



また嘘だとバレてしまうだろうか、と少しドキドキする。



「じゃあ、遅くてもいいから来てくれるとマジで助かるんだけど…だめかな?俺台本覚えるのにどうせ起きてるし。その日寝れないと困るっていうか」

「大切なお仕事ですか?」

「そうなんだよね」

Aさんが添い寝してくれるだけで本当に仕事が捗るから、いつもありがとう。



優しい笑顔でお礼を言われると


胸が苦しい!!!


うっすら髭が生えていようが、かっこいいし目黒さんの寝癖が可愛く見えてしまう。





恋を自覚しても添い寝なんかしていいのだろうか!!!





しちゃいけない事をしている気がして気が引ける!!!




目黒さんが困るって言うから…好きな人を助けたいし、私も眠たいから…

なんて、理由をつけてまた私は目黒さんと添い寝をする事に。

20.恋のドキドキからのサプライズのドキドキで。→←18.甘すぎる空気と自覚



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みか - お疲れ様でした! (2月25日 20時) (レス) id: 11e98131e9 (このIDを非表示/違反報告)
さおりん(プロフ) - こんばんは。完結おめでとうございます。気がつけばふわっと終わってる〜!ハッピーエンドだからいいけども!目黒くんの話し声で寝たい人生でした。ありがとうございました。 (2月24日 17時) (レス) id: b19d2edb84 (このIDを非表示/違反報告)
chako(プロフ) - みかさん» みかさんこんばんは!嬉しいお言葉ありがとうございます!お言葉もらえただけで励みになります!! (2月15日 23時) (レス) id: 4bcc778cb3 (このIDを非表示/違反報告)
みか - 気になる展開になってきた (2月12日 16時) (レス) id: 11e98131e9 (このIDを非表示/違反報告)
chako(プロフ) - 游さん» 游さんこんばんは。いつもありがとうございます!修正しました! (2月10日 23時) (レス) id: 4bcc778cb3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:chako | 作成日時:2023年10月30日 20時

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