目黒蓮と私の幸せな結婚4ーもっともっと幸せな結婚？！

9.スーパーメグロブラザーズ！？ ページ9

仕事が終わって帰れば、宅配ボックスに何か届いている。

目黒蓮が注文しているその箱は重たい。

雑誌・本と商品名が書かれていて

蓮の部屋に箱を置いて、朝できなかった家事をして

ご飯を食べてモコと夜の散歩をしてお風呂に入る。



「ただいま」

玄関で音がして、モコと駆け寄れば

笑顔で両手を広げて先についたモコをまず抱き上げてから私を引き寄せるように抱き止めて

「ただいま、A、モコ、俺の赤ちゃん達」

と愛おしそうにぎゅーっと包み込んで

「あー、マジで幸せ」

家最高。と笑う。



「今日なんか届いてたよ？部屋に置いてある」

「おっ、届いたんだ！？開けてよかったのに」

そう言って部屋から箱を持ってきて、ハサミやカッターを使わず力一杯段ボールを開ける。そういうところが男らしいというか…大雑把な部分で、それも好きだ。




「ゆっくり、ちゃんと考えてあげたくてさぁ」

そう言って箱から取り出したのは、お名前辞典が三冊！！！！



一冊でよくない！？と思うけど、蓮の気持ちが表れているとも言えて笑いたくなる。



「名前ってさぁ、親から最初のプレゼントだから、人生でずーっと使うものだし、1ヶ月で俺決められる気がしなくて前もって考えたくて買っちゃった」

「確かにそうだよね」

「そういえばどうしてAっていう名前にしたとか、聞いたことある？」

「私？私の名前はね…」


夜遅いのに、二人でベランダに出て自分達の名前の由来を話したり、親がどんな思い出つけた名前なのかとか、親の気持ちを考えたり。


「お互い時間ある時に候補考えて、二人の名前考えよう」


目黒蓮がそう言って

お腹に話しかける。


「パパとママ、一生懸命お前達の名前考えるからな？待ってろよ？」

とりあえず今は仮でマリオとルイージとか呼んどく？どんな困難も二人で乗り越えていく！みたいなさぁ。

って蓮がふざけて笑って私が蓮を叩いた。


まではよかった。


「マリオ、ルイージ、いい子にしてるんだぞ？じゃあAいってきます！無理しないように。あと何かあったら連絡して、俺でなかったらマネージャーでも誰でもいいから連絡して？」

「わかってるって。大丈夫だから」

ね？マリオ、ルイージ？とお腹を撫でて笑えば

目黒蓮も優しくお腹を撫でてから、私をハグしてキスをして

いってきますと仕事へ向かった。



あれから、二人ともなぜかお腹に仮でマリオとルイージと話しかけてしまうようになっちゃった！！女の子もいるのに！！！

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