目黒蓮と私の幸せな結婚2ー本当の幸せな結婚のはじまり

7.見事に風邪をひきました ページ7

「いってきます」

「いって…っぐしゅ！！ごめん、私に近寄らないで。」

目黒蓮がキスとハグをしようっと両手を広げて近寄ってきたから、私はいってらっしゃいを言おうとしてくしゃみがかき消したので、一歩下がった。

「ガチで風邪引かせちゃったのマジでごめん」

「私もくしゃみをかけてお返ししたいところですが、ツアー前だし忙しい目黒蓮にそんな事はできないので」

「キスしたのに俺は体調大丈夫だけどなぁ」

キス、と聞いてモコが私に吠え出して

日本語わかってんの！？と驚いた。


「私は大丈夫なので、気にせずお仕事行ってきてください」

「会社休んだ？」

「休んだし、寝てれば治るから。ほんと近寄らないで。モコは寂しいかもしれないけど二、三日は風邪菌がこの家にあるから私が完治するまでどこか仕事場近くのホテルとか泊まってほしい…です」

「俺マスクするし絶対帰ってくるから。あと親に言ってAの看病とかご飯のこと頼んだし「それはいらない！！！気を使って死んじゃう！！」」

「でも一人で心配だし」

「あれだったら私の親にも言うし！！」

「そっか、そうだよね。俺の親だと気を使うか。わかった」

あと、俺も本当に心配だから連絡するから。


いってきます。モコ、Aを頼んだよ。と言ってモコをそっと撫でて

私の腕を引っ張って、目黒蓮がマスク越しにキスをして

「マスク越しだから大丈夫！じゃあ連絡すんね！苦しくなったらいつでも電話して！出られなくてもかけなおすし！」

爽やかすぎる笑顔で出ていった。



とりあえず目黒蓮が作ってくれたありがたいお粥を食べて薬を飲んで

一眠り…とベッドに入った瞬間にインターフォンが鳴る。


えっ、親にもまだ風邪だって連絡してないけど！！



嫌な予感しかない…！！



恐る恐るインターフォンを覗けば

目黒蓮母！！

あの一回しか会ってない私の義理の母！！


一瞬にして風邪の怠さが吹っ飛んだ気がして、慌てて着替えて身だしなみを整えて部屋も整えて

エントランスのロックを解除して慌てて鍵を開けた。


「おっおひさしぶりです！！」

「Aちゃん〜、風邪大丈夫？蓮がもうすごい声で電話してきたのよ」

「ぜんぜん大丈夫です！！」

「来なくていいってまた電話あったけど、きちゃった！差し入れこれとこれと、キッチン借りようかとも思ったけどAちゃん私がいたら休めないでしょ？だから渡しにだけきたの、安心して？」


私が気を使っちゃうって言ったのもバレてる！！？

8.まさか、デジャヴ？？？→←6.目黒蓮の唾をかけられた女いますか？

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