目黒蓮と私の幸せな結婚2ー本当の幸せな結婚のはじまり

40.本日、私は毛布の一部です。 ページ40

運転する目黒蓮がかっこよくてしょうがない…！！！！！！！



えっ、運転手が目黒蓮だって対向車の人からバレたりしないの？

サングラスと帽子してるけど、こんなにかっこいい人が運転してるのに気がつかない？！



隣の渡辺さんが羨ましい！！！！



助手席なんて夢の席！！！本当はめちゃくちゃ座りたいし、疲れた目黒蓮にコーヒーを渡したりしたいし、隣で運転する目黒蓮を眺めたいけど



ほぼほぼ私は毛布にくるまって荷物と間違える事ができるほど擬態している！！！



そしてそんな助手席に座る素晴らしい権利を与えられし渡辺翔太は


寝てる！！！！！




「A？起きてる？」

運転をしている目黒蓮が渡辺さんが起きないような小さな声で信号待ちで振り返って

「起きてるよ？」

と毛布から顔を出したら、笑って

「Aかわいい」

って！！！



かっこいいのはそちらですけど！！！！！


軽率にキュンとさせないでください！！




「運転疲れない？」

「ん？大丈夫だよ、Aも眠くなったら寝ていいからね？」

「ぜんっぜん眠く無い！景色よりもむしろ目黒蓮の運転姿眺めてたいし！！」

「えっ、俺めっちゃ見られてんの！？」

目黒蓮が笑って

「俺だってAを見てたいのに、ずるいし」

とミラー越しに目があって


もう…好き！！！！！



と叫びたくなったけど、渡辺さんが寝てるから

心の中で



渡辺さんごめんなさい、まだまだ寝てていいですよ！！！と思った。





目黒蓮とゆっくり話をするのはいつぶりだろう。



「忙しすぎて記憶飛んでる、まじで」




年末にあった出来事を話してくれる目黒蓮の声は



優しく心地よくて…




眠ってしまった！！！！！




目黒蓮を眺めたかったし話したかったのに寝ちゃった！！！





どれぐらい寝てたのか、景色が変わっていて

しかも渡辺さんが起きてるじゃないか！！！


「ごめん！！寝てた！！もしかしてもう富士山近かったり…！？」

慌てて話しかければ

「A、富士山まで行けないかも」

ごめん、予定変更していい？と。

「とりあえずパーキングエリアとかで富士山見て、もうさぁ、温泉とか行けばいいじゃん」

渡辺さんが俺あんまり気にしない。と言って

私もまったく気にしないと伝えて



予定変更！！！






パーキングエリアから富士山を見る…二人を



車の中から毛布の一部として富士山を眺める私！！！



悲しく無い！！


もう目黒蓮の笑顔を見られるだけでいいです！！

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