目黒蓮と私の幸せな結婚2ー本当の幸せな結婚のはじまり

37.笑い声の響く新年のはじまり ページ37

「あけましておめでとう〜！Aもしょっぴーも今年もよろしく」

「あけましておめでとう〜！蓮も渡辺さんも今年もよろしくお願いします！」

「俺マジで混ざっていいの？！」


私と蓮はビールで、渡辺さんはジュースのグラスを持ち上げて


「もちろん大歓迎です！何泊でもどうぞ！！むしろ自分の家だと思って！」


全力で答えたら渡辺さんが恥ずかしそうにはにかんで笑って

蓮も大歓迎だと伝えて改めて乾杯をした。




「とりあえずさぁ、マジで腹減らない？」

カニやっちゃう？！

と楽しそうな目黒蓮の笑顔、尊い！！！

「じゃあ私やるよ！」

「Aはいいよ、俺やるから座ってて！今めっちゃカウコンでテンションあがっちゃってるから、めっちゃ魚とか捌いたりしたい気分」

「なんだよそれ！」

立ち上がった蓮に渡辺さんが高めの声で笑って

「じゃあ私も手伝う！」

と私も立ち上がれば

「めっちゃ俺気まずいじゃん！！！料理マジで手伝えないからな！？箸出す？テーブル拭く？」

「両方で」

私が即答したら

「お前、マジで容赦ないな」


目黒の嫁、やばいな。俺、一応アイドルなんですけど！と渡辺さんが目黒蓮に訴えて、目黒蓮が笑って

「逆にしょっぴーが気を使わなくてすむっしょ？」

座っててくださいとか言うのを想像した？と笑いながら言って

「普通そっちだろ！？はいはい、箸ならべますよ」

と渡辺さんも立ち上がって3人でキッチンへ。



大きな鍋にお湯を沸かして

取り寄せていたカニを目黒蓮が茹ではじめて


その間に私はポン酢や薬味を準備して



「渡辺さーん、持ってってくださーい」

「えっえっ、なんか俺が一番動いてない？！」


キッチンと往復する渡辺さんに私たちは笑った。



目黒蓮は楽しそうに魚介類を捌いて

煮たり焼いたり、換気扇を回していても部屋中に美味しそうな

いい香りが漂っている。


「しょっぴーとA、先に食べてていいよ！熱いうちに食べて！俺キッチンで味見しながら食べてるし」

「目黒蓮も一緒に食べようよ」

「そうだよ、俺何かしよっか？何もできないけど」

「じゃあ取り皿を並べててください！」


私、蓮の手伝いします！と渡辺さんに伝えれば


「えっ、実家！？なんか妹というか親に言われてるみたいじゃん！」

まじで容赦ないな！と渡辺さんが笑えば目黒蓮が笑う。






笑い声の響く新年のはじまりは


ハグとキスができない寂しさもちょっとだけあるけど


目黒蓮が笑顔だから幸せなはじまりだよ！！

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