目黒蓮と私の幸せな結婚2ー本当の幸せな結婚のはじまり

34.淡い期待のクリスマス ページ34

目黒蓮は今頃収録を終えて誰とクリスマスを祝っているのだろう。

収録が終わってメンバーと楽屋で祝っているのか、疲れてホテルに戻って寝ているのか。

明日も早朝から仕事だろうし、疲れて寝ていたら悪いからと自分からは連絡できないけど会いたくてしょうがない。



今夜ぐらい勝手に目黒蓮の部屋で眠ってもバチは当たらない！？

さすがに目黒蓮のパジャマを勝手に着たらもう奥さんというよりもストーカー！？


普通の夫婦なら服を借りたり、部屋で寝たりなんて当たり前にできる事かもしれないけれど、相手が目黒蓮だからファンのいきすぎた行動に見えて気持ち悪く思われない！？とか無駄に考えちゃって本人がいない所ではできない！！！




でもクリスマスだから！！！

よし！！！勝手に目黒蓮のベッドでモコと寝よう！！！！

そう思って家に帰った。



「ただいまーモコ！遅くなってごめんね！メリークリスマス！」



玄関で、最近は鍵の音でモコが出迎えてくれるのに今夜は出てこない。


もしかしてもう寝た？？



リビングはモコが寂しく無いように電気をつけていったからすぐにゲージを確認しても、モコがいない！！



でも目黒蓮の靴は無かったし…そんなはずは。



そう思ってもドキドキと心臓が高鳴って

淡い期待を抱いてしまう。




目黒蓮の部屋に、もしかしたら目黒蓮がいるかもしれない。



クリスマスだから帰ってきてくれたのかもしれない。



今本当に忙しいからそれは無いとわかってるのに、淡い期待が離れなくて、目黒蓮の部屋をノックしてみる。



返事はない。



そっとドアノブに手を回して開けて、真っ暗な部屋に一歩足を入れれば

ふわっと目黒蓮の香りが目黒蓮の部屋からする。




電気をつけても、やっぱり誰もいなくて

期待してしまった自分に少しがっかりして、目黒蓮のベッドを眺めて



やっぱり今夜はここで寝たい！！！



ベッドの上に置いた目黒蓮の青いパーカーをじっと見つめた。

これは最近目黒蓮が気に入って練習着としても部屋着としても私服として着ている確率の高い服だ。



今夜はクリスマス。


しかも私は酔っ払い。


ガバッとパーカーを羽織ってみれば大きくて

目黒蓮に包まれているようだ！！！


ふぅ。と大満足で自分の部屋にその格好で行けば


自分の部屋のドアを開けた瞬間、何かが見えてドアを急いで閉じた。




私のベッドが膨らんでいる！！！！！！！



モコがその横にいる！！！！！





という事は！！！？？？

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