目黒蓮と私の幸せな結婚2ー本当の幸せな結婚のはじまり

33.君に会えないクリスマス ページ33

「メリークリスマース！」
「かんぱーい」
「「かんぱーい！」」



クリスマスはもちろん新婚だから予定があると思われていた私。



もちろん予定はございません！！！

しいて言うならモコと目黒蓮の出ている歌番組を見ながら飲酒。ぐらいでした！！




幼馴染の亮と菜々とくだらないLINEをしていれば、二人はクリスマスぼっち同士で寂しい飲み会を予定していると言うから即参加表明をした！
驚かれたけど、旦那さんはちょうど出張だと嘘をついて、ぼっちクリスマスから見事脱出成功！！



「新婚でクリスマスに普通出張いれるかぁ？」

嘘だろ、早速浮気だ浮気！と亮が悪態をついてくるけれど

「それはありませんー！！！亮とは違いますー！腹立ったからこれ食べてやるからな！」

と亮が頼んだポテトを先に奪って食べたら熱かった！！

「あっつ！！！揚げたて？！」

舌やけどした！とビールで舌を冷やせば

「相変わらず馬鹿だな」

と亮と菜々が頷いた。


「でもクリスマスなのに連絡すらないの？」

「Aが今男と飲んでるって知ってんのか？」

「男じゃないし、亮だし。しかも知ってます。亮のことも言ってますー」

あとね、連絡あるから！
忙しいからそこまで無いけど一応はあるから！！



「今頃めちゃくちゃ可愛い子と居たら？」

亮が揶揄うけど

今、マジで目黒蓮は歌番組で可愛いアイドルとか歌手の方に囲まれてるんです！！



嫉妬はしない、と決めたけど気になることは気になるから家でテレビをみるよりも幼馴染とクリスマス飲み会を選んだのですよ！！


「可愛い子がいても、大丈夫なんです！そういう人じゃないから。真面目というか一本気っていうのかなぁ、なんかすごい現代にいない男らしい人な気がする！」

「A、会うたびにどんどん旦那好き度が増してない？！前回うちらに会った時より増してない？最初の冷めたAに聞かせてやりたいわ」

「マジで」

呆れるな。と笑われて

「で、今夜もビール一杯か？」

俺らもう二杯め注文するけど。と私の空のジョッキを眺める。



「えー、今夜はクリスマスなのでサンタさんから三杯までOKが出ております！！」

目黒蓮ありがとう！！
三杯まで許してくれてありがとう！！

「という事ですみませーん！生もう一杯！！」


メリークリスマス！と私は友達と飲んだおかげで寂しくは無かったけど



帰り道が異様に寂しい！

さっきまで騒いでいた分虚無感ハンパない！！


やっぱりクリスマスは目黒蓮に会いたい…！

34.淡い期待のクリスマス→←32.そうです、アクスタ飾るほど寂しかったんです！

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