目黒蓮と私の幸せな結婚2ー本当の幸せな結婚のはじまり

30.私は奥さんじゃなくて結婚妄想をしているファンです ページ30

紅白も決まって年末スケジュールで仕事が詰まって目黒蓮の忙しさは最高潮に。



事務所の人が着替えを受け取りに来て、洗濯物を預かる。


家にも帰ってこられない日々が続く。



テレビの中で目黒蓮を見ていると、私の知らない仕事というか、こんなに色々バラエティーからダンスからやっていて…驚く。

尊敬しかない。

尊敬できる人と結婚できるって、すごいことだと思う。



録画した目黒蓮を観すぎて

ただのファンなのでは…？と錯覚し始めた！！！

この会いたいとか好きだという気持ちはファンだから？！

え？もうわからない！！

モコという同じ名前の犬を飼って結婚した妄想をしているただのファンなんじゃない？！と自分のことを思っておけば、会いたすぎて電話したり暴走する事は無いので、そう思う事にした。



だからクリスマスを一緒に過ごしたいとか



カウントダウンを一緒に過ごしたいとか思わない！！！




会社のめめ担が一足早いけどってクリスマスプレゼントに目黒蓮のアクスタをくれたから枕元に飾ったからね！！

寂しくないぞ！！！





「もしもし？A？声聞きたくなっちゃったから、こんな時間に電話してごめん…起きてた？」



でも電話越しの目黒蓮の優しい声に泣きそうになるのは許して欲しい！！！



「ぜんぜん起きてたよ！てか目黒蓮はちゃんと食べてる？寝れてる？モコは元気だから安心してね」

「ありがと。ちゃんと食べてるし合間に寝てるから俺も大丈夫。結婚したのにこんなに忙しくなるなんて…ほんと今年は異常だから。ごめん。一緒にクリスマスとか過ごせなくて」

「生放送とか出るんでしょ？それなら実質会えるのと同じ！！むしろ私って目黒蓮の奥さんじゃなくて妄想狂のファンで結婚妄想だと思い始めたから今はそのモチベーションでいるから大丈夫！気にせず仕事してください！」

忙しいのに電話してくれてるから、早く寝て欲しくて早口で喋ったら大笑いされてしまった。

「ほんっとにAのそういう所、めっちゃ好き。ありがとう。でも男としては寂しいとか会いたいとかも言って欲しいかなぁ〜」

めっちゃ会いたくてしょうがない俺だけ？

とあまーい声で言われて

「…会いたい」


そう本音を小さくつぶやいたら


玄関で音がして



「もっと早く会いたいって言ってくれたら早く登場したのに」

そう笑って

一瞬だけでも会いたかったから来ちゃった。

って目黒蓮が可愛い彼女みたいな事を言うから！！！！



全力で抱きついた。

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