目黒蓮と私の幸せな結婚2ー本当の幸せな結婚のはじまり

27.出張という名の逢引、または充電と呼ぶ。 ページ27

お互い寝相が悪くても、広いベッドと爆睡で、お互いなんとか一緒に眠れる事がわかった。



とはいえ、目黒蓮ほどは寝相悪くないけどね！！




何事もなかったように会社で取ってもらったホテルに戻らないと上司に一晩居なかった事がバレてしまうから、朝早く飛び起きれば目黒蓮の幸せそうな寝顔と大胆すぎる寝相が隣にあって、あまりに爆睡してるから眺めて笑った。

見事な腹筋が丸出しだ。

口開けて寝ていても、顔面がいい。

というかかっこいい。

どんな姿でもかっこいい。



そんな姿に見惚れて



やばい…。



愛おしさが今までの何十倍も膨れ上がって弾け飛んでしまいそうだ！！！！




あまりによく眠っているから、そっと出ていこうと準備していたら


「…A？もう帰るの？」


と寝起きすぎる鼻声の目黒蓮の声がして振り返れば


目を擦りながら、起きようとしていて


「まだ早いから寝てていいよ！私、行くから。モコも心配しないで仕事がんばってね」


いってきます。とベッドサイドに立って目黒蓮に手を伸ばす。



目黒蓮がその伸ばした手を掴むように腕を伸ばして


手首を掴み、腰を抱き寄せて


またベッドに倒れ込んでしまって


「いってきますのキスしてないじゃん」


あー、マジで離れたく無い！！！と力一杯抱きしめてくれて


起きたての目黒蓮の顔面が近くにあって


キスしそうな距離が急に恥ずかしくなって


「青髭だ、目黒蓮の青髭」

と、うっすら見え始めている口髭を撫でたら

ジョリジョリしてやるって顎を頬に擦り付けてきて


「メイクが！！！やめて！」


と暴れたらキスをして


笑ってまた啄むようにキスをして


「ほら、離れたく無くなった…」


とまた二人でぎゅっと抱き合って、ゆっくりとキスをして


「じゃあ家で待ってるね」

と言えば

「連絡する。マジで充電できた。ありがと」


A愛してるよ。とキスを落として




私は新潟出張という名の逢引きを終えた。





「モコ〜！ただいま！！！」

玄関にモコ先輩が出迎えてくれる！！

やっぱり寂しかった！？目黒蓮じゃなくて私にも会いたかった！？と抱き上げれば

クンクンと私の匂いを嗅ぐ！！



そして不審そうな目で私を見上げるのは…目黒蓮の匂いがするとか！？


なんだろ、やましい気持ちになって妙な汗をかいてしまうのは…この目が怖いからか…。




思わず、自分の服をクンクンと私の匂ってみれば

目黒蓮の匂いが…する気が！




やばいもう会いたい！！！

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